早慶戦前日!幹部インタビュー~短短ブロック長~
こんにちは。1年マネージャーの冨田です。
いよいよ早慶戦が明日に迫ってきました。
今日は幹部インタビューの最後、短短ブロック長吉田直人(理4)のインタビューをお届けします。
短短ブロックから早慶戦に出場する選手は以下の通りです。
◎早慶戦出場選手
男子100m:小池(総3)、小倉(総2)、永田(総2)
男子110mH:加藤(商4)、上野(環3)、山田龍(法2)
男子4x200mR:岩見(理M2)、和田(理4)、小池、山田穂(薬3)、小倉、永田
冨田:早慶戦の短短からの出場選手で注目している選手とその理由を教えてください!
吉田:何と言っても、次期主将小池と次期副将上野が短短にはいるので、次に部を引っ張っていくこの3年生2人に注目です。あと「打倒小池さん!」で優勝を目指す2年生コンビ小倉と駿斗(永田)にも注目かな。
冨田:短短のエースの4人ですね!次に、1年間ブロック長になってからたくさんのことがあったと思いますが、具体的にどのようなことがあった1年でしたか。
吉田:板橋(理4、長距離ブロック長)もこのブログで言っていたけど、ブロック長になってから、他のブロック員やパートチーフと支え合いながら、同じ悩みなんかがある中で1年間一緒にやってこれたのは良かったなと思う。同期の短短は4人しかいなかったんだけど、4人とも面倒見も良いし、それぞれ性格は違うんだけどそれぞれがいろんな役割を持って、バランスが良かったから1年やってこれたっていうのはあるかな。
短短ブロック全体でいえば、結果だけ見れば男子は関カレ・全カレどちらも四継で点が取れなくてシビアな年になったんだけど、小池や上野は関カレで入賞してくれたし、駿斗や小倉たちも今年の経験を活かしてこの先結果を残してくれると思うので、今となってはこの1年は来年の飛躍への足がかりのような1年になってほしい、という思い。短短から部全体を引っ張っていってほしい!女子は塾記録を連発してくれたので、結果的には「女子の飛躍の年」になった印象かな。
冨田:ブロック長として意識したことなどはありますか?
吉田:今の短短ブロックは高校時代から強かった人がそのまま活躍している感じがあったから、競走部に入ったから強くなった!と言える人を増やすように気にかけて接してきた。けど、1年間やってみて、周りの人を見るとか強くするっていうのはやっぱり難しいなって感じた。
冨田:競走部で過ごした時間はどのようなものでしたか?印象に残っている思い出などあれば教えてください。
吉田:やっぱり去年の全カレかなぁ。2年生の時に、山縣さん(慶大卒、現セイコーホールディングス、リオデジャネイロオリンピック4x100mR銀メダリスト)と小池という強い2人が一緒のチームにいて、リレーで表彰台を狙うぞ!というところで結果的に全カレ5位になったんだけど、自分がもう少し速く走っていればもっといけたんじゃないかっていう思いはずっとあった。
それから、1年経って、3年の関カレは怪我をしてずっと調子が悪いまま走れなくて、その中で迎えた全カレ。その前年の5位という結果と、プラス山縣さんが抜けたのがあって、何としても決勝に残らないといけないという場面で、貴一(内田、環3)と駿斗と小池と4人で走ってしっかり決勝に行けたのは良かった。その時、予選が39秒5くらいで組2着だったから、全ての組が終わるまで決勝に残れるかわからなくて、走り終わった後、貴一と合流して最終組が終わるまでずっと結果を待ってたんだよね。それで予選が全部終わってから自分たちがプラスの2番目で決勝にいけるってわかった時は嬉しかった。山縣さんが抜けてどうなるんだろうという不安と、代交代前でこれから1年間どうなるんだろうという不安とがあった中でちゃんと決勝残れたことが、1番印象的だった。しかも自分がメンバーの中で最年長だったのがはじめてだったっていうのもあったし。決勝はうまくいかなくてみんなで落ち込んだんだけど。笑
冨田:たしかに、それは思い出深いですね。それでは、競走部での4年間をひとことで表してください!
冨田:「繫がり」…この言葉を選んだ理由を教えていただけますか?
吉田:この部活に入ってから強くなれた身としては、1年生の時に伊藤さんと高野さんに出会って「簡単に速くなれるよ」と言われて、色々教えてもらう中で奮起して自分が成長できたっていう部分があるから、何より部活に入って出来た繫がりが大事だったな、と思って選びました。2年生になって公式戦に出るってなったときに、山縣さんはもちろん、トレーナーの方々や岩見さんとか塩原さん(理M2)、頼さんとか自分と同じような立場で公式戦に出ていた先輩たちから色々なことを吸収させてもらったおかげで何とか試合でも戦えたっていうことも含めて、いろんな人に感謝することが多いかな。
幹部になってからは更に交流関係が広がって、OBさんと話す機会も増えたり他大の知り合いも増えたりして新たな繫がりが生まれてきたから、そういう意味でも面白かったと思う。
冨田:競走部員はたくさんいますし、「繫がり」が物を言う部分はあるかもしれませんね。最後に、これからの短短ブロックに向けてメッセージをどうぞ!
吉田:人数が多かったり、競技力が様々だったりして大変なこともあると思うけど、みんな仲良く頑張ってください。笑
吉田さん、お忙しい中ありがとうございました。
ここで他の4年生の短短の先輩方の「競走部での4年間を表した一言」を紹介します!
和田佑太(理4)「あと2年!」(和田は大学院でも競技継続予定)
4年生の言葉からは、競走部で過ごした時間がいかに濃かったかがおわかりいただけると思います。
私は5月に本入部したため、昨年の9月から部を引っ張っている今の4年生が作り上げてきた競走部の全ての過程を知っている訳ではありません。
しかしそんな私にでもわかるくらい、4年生は、常に部のことを考え後輩をまとめてくださっていました。部活を運営する立場で決して順風満帆にいかないこともあったと思います。それにも関わらずいつも優しく、時に部員のためを思って厳しい言葉を投げかける。そんな先輩方は部員全員の憧れだったことでしょう。先輩方が引退試合となる早慶戦にかける思いははかりしれない程強く、部員達の士気を高めました。
また明日の早慶戦は今シーズンをもって引退するOBの横田真人選手(現富士通、800m元日本記録保持者)の都内近郊での最終レースとなります。横田選手は14:30~男子OP800mに出走しますので、日吉にて熱い声援を届けしましょう!
第99代目競走部の、そして横田選手の集大成となる早慶戦へ、ぜひ足を運んでください!