関東インカレを終えて

こんにちは。4年マネージャーの三山です。
19日から22日までの4日間、日産スタジアムにて関東インカレが行われました。

結果は男子1部27点12位、女子1部11点19位という結果でした。
詳しい競技の様子は公式HPの関東インカレ特設サイトにて掲載されておりますのでそちらをご覧頂ければと思います。競走部ITパートによる非常にクオリティの高いものになっておりますので、まだご覧になったことがない方は是非一度ご覧ください!

今回の得点の内訳は
男子110mHで上野(環3)が8位入賞、1点
男子十種競技で刈田(商4)が7位入賞、塾記録&PBで2点
男子100mで小池(総3)が3位、200mで2位で13点
男子棒高跳で野田(環4)が4位入賞、5点
男子400mHで松本(総4)が3位、塾記録&PBで6点
女子やり投で森(総2)が3位、6点
女子100mで竹内(総3)が4位、5点 でした。

3年前、慶應競走部は2部に降格しました。
2年前、2部で男子は総合164点という圧倒的優勝で1部復帰となりました。
昨年、前半二日を男子は0点で折り返し、1部維持に成功しつつも、1部で戦う厳しさを改めて痛感させられました。

そして今年の関カレは、前半二日から得点を重ね、後半二日にいい流れでつなぐことができましたそして、今年の4日間の関東インカレを通して、昨年よりずっと、「一部で戦う」ことができていると私は感じました。

ですが、最後の全体集合で主将の松本も言及していたように、部の目標であった「男子総合入賞、女子20点」は達成することができませんでした。目標を達成するのに何が足りなかったのか、全部員がまた改めて考えていかなければならないなと思いました。

そして、私たち4年生にとっての関東インカレは終わりました。
1年生の、初めての関東インカレで2部落ちを経験してから3年。後輩達にあんな経験をさせてはならない、来年も後輩達が1部で戦う権利を残していかなければならない。自分が点を取る。
アップ場に来る選手達の表情には、様々な覚悟を見て取ることができました。

「行ってきます」とアップ場を後にする選手に、選手以外の人ができることは決して多くありません。
レーンに、ピットに立ってしまえば選手は一人です。全部員の期待を背負い、のしかかるプレッシャーは計り知れません。どんなに他人が理解しようとしても、本人しか経験することができないものです。

試合に出る選手に、本人以外ができることはもうごく僅かで、そもそもできることなんてないのかもしれない。
「頑張れ」と声をかけることもできない。もうずっと今まで頑張ってきていることを知っているから。
結果がでなくて苦しんでいたことも、それでも諦めないで耐えてきたことも、怪我を乗り越えて今があることも、本当は今不安を抱えていることも、知っているから。
知っているから、信じて選手を送り出し、競技が終わるその瞬間まで選手自身を信じ続けることしかできません。
4回目の関東インカレで、4日間通してアップ場にいた私は改めて「選手の力になる」ことの難しさを感じました。
それと同時に、競技に直接関わっていなくとも、部にこうして関われることに感謝と幸せを感じました。

きっと今大会を通して部員一人一人が様々なことを感じたはずです。
最後に監督がおっしゃっていたように、来年の関カレへのカウントダウンはもう始まっています。
来年こそ、1部総合入賞を果たすために一人一人が何をしなければならないのか。
残された期間、できることをしていきたいと思います。

関東インカレは終わりましたが、7月には慶同戦、9月には全日本インカレ、早慶戦、10月には箱根予選会とシーズンは始まったばかりです。これからの慶應競走部の活躍にもどうぞご期待ください

最後になりましたが、お忙しい中応援に駆けつけてくださったOB,OGの皆様、関係者の皆様、本当にありがとうございました。現役だけで戦っているのではないと感じることができました。
今後とも何卒慶應競走部を宜しくお願い致します。

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