東京六大学4日前!
こんにちは。
新3年マネージャーの鈴木です。
桜の花が姿を見せ始めた先週の水曜日、大学の卒業式が執り行われました。
色鮮やかな晴れ姿に身を包んだ卒業生の先輩方を拝見し、春の訪れをひしひしと感じました。
さて、我々体育会競走部も公式戦シーズンを迎えようとしています。
その第一戦目は東京六大学対校陸上競技大会です
本日から大会前日まで、その東京六大学を盛り上げるべくマネブロでも特別企画『幹部対談』をお送りしたいと思います!
トップバッターを飾るのは、中距離ブロック長の近森洋哉(新法4)と跳躍ブロック長の源内寛己(新法4)です★
(左から近森、田島(新総2)、源内、村川(新法4))
ー代替わりして半年経ちましたが、幹部として過ごした半年の感想を教えてください。
(源内)もう半年経ったのか、という感じですね。ずっとやるべきことがあって、それを一つずつこなしていたら半年経ったという印象です。
(近森)模範解答ですね笑。
僕は去年よりは、「あと一本はいかなければいけない」というような責任感を持って練習するようにはなりました(笑)。でも、去年より仕事と責任感が増えたなぐらいで、基本的にに変わってないと思います。
ーではお互いのブロック長としての様子を半年見ていて、どう思いましたか?
(近森)源内は優等生です。源内がいる!っていう「安心感」がありますね。
(源内)近森は中距離のことを村上と仲良く考えてて、中距離ブロックの雰囲気はすごくいいなと思いますね。それは近森の力だと思います。
ー私もお二人と同じ思いです!では、冬季練習の成果はどうでしょうか?
(源内)今年の冬は暖かくて、練習を積めている選手が多いと感じています。実際、春先のコントロールテストでも沖縄合宿でも練習を積めている選手は記録が伸びているので、今シーズンは期待できそうです。
(近森)まだ分かりません!(笑)冬季練習に入る前のイメージってすごく高いレベルで設定するんですよね。それから少しずつ下方修正して今があるわけで。だから僕的には、去年より皆力はついていると思うんですが、最初のイメージとは離れているから、やっぱりこの時期は不安です。でも、去年よりは皆早くなってるでしょう!
ーでは、お互いの冬季練習の様子をどう見ていましたか?
(近森)源内、ウェイト減ったよね?
(源内)それは大学4年間の規模で考えてた計画通りです(笑)。最初に技術を磨いても筋力がついてくると動きも変わってくるっていう考えがあったので、1.2年で筋力を鍛えて3.4年で技術を磨いていきました。今は筋力を鍛えても技術に結びつかなければ意味がないので、技術練に力を入れています。それは今の1年生たちにもずっと言っています。
(近森)確かに今の1年生たちウェイトやってるね。
(源内)そうだね。ウェイトも力は伸びてきてるから、後はシーズンに入ってどれだけ実際の競技に結び付けられるかがカギになると思います。
(近森)本当に模範解答!
(源内)中距離はまとまってやれてるよね。きつい練習でもみんなで盛り上げてやってるなって感じです。
(近森)今年はまとまってやるのは週1、多くても週2だったかな。他大の知り合いから少ないって言われることもあるけど、そもそもレベルにかなり開きがあるからあれはすごく良いと思います。やる気が出ますからね。あと、練習では持ちタイムが自分より早い選手に勝つこととかもあってそれがすごく楽しいです。
(ー一番声が出ているブロックな気がします。)
(近森)それは村上(新総4)のおかげです(笑)
ー先程少し話題にものぼりましたが、春合宿の手ごたえはありますか?
(源内)ありますよ、あります!暖かかったのは大きかったです。最初から合宿で、試合に出てもある程度の記録が出るように跳躍の一定の形をつくるっていうのを前提にやっていて、それを達成できたのは良かったです。ただ、練習を積めてなかった人はすこしもったいなかったかな。
(ー練習ができていない人にはどのようなアプローチをしましたか?)
(源内)ひたすら話を聞きました。怪我をしていて練習できないと不安になると思います。でも例えば坂口(新商2)のように、怪我期間中にやれることを見つけて体幹のプロフェッショナルになった人もいるからね。僕は「今日調子悪くて練習できない」っていう選手がいたら坂口の所に体幹を聞きに行けって言います(笑)!
(近森)怪我中にしかできないことってあるよね。
(源内)うん。これからその経験を活かしてもらえればいいかな。
(近森)そうだね。合宿に話を戻すと、僕は合宿が1年位前に思えます。すごくきつかったし東洋さんはとても強かったけど、あの時期に一緒に練習できて良かったです。朝8km走って午前午後どちらもポイントやって…大変だったけど、去年よりは走れてるんじゃないかな。
ーでは、本題の六大学に移ります!まずは、六大の展望を教えて頂けますか?
(源内)関カレ標準切りですね。それに集約されます。このぐらいのタイミングで切っていかないと、インカレ標準を切れてもただ出場するだけになってしまう、と去年の経験から感じました。そのためにまずは自己ベスト、それが関カレ標準につながればいいなと。
(近森)800mでがっつり得点を稼ぎつつ、1500mでも堅実に点をとりたいなと考えています。特に1500mは早稲田さんや明治さんなどとハイレベルなペースでやる機会はあまりないと思うので、そこでどこまで勝負できるのか…見ていて面白いと思います!良い具合についていければ標準切りもあると思うし…1500mは結構大会の序盤にあるので、良い流れになるように得点を稼ぎたいです。
(源内)トラックは早慶戦の前哨戦的な感じで、特に1500mで早稲田さんに勝てたら早慶戦も良い感じでいけるだろうしね。
ーご自分の所属ブロックでのイチオシ選手を教えてください!
(源内)跳躍は三上(新環3)ですよ。去年は怪我に苦しんだ部分もあったけど、今年は怪我なく練習も継続して積めているし。沖縄合宿でもトライアルで良い数字を出してくれたので、このままシーズンを乗り越えていけるところまでいってほしいです。
(近森)中距離は中谷(新理3)と言いたいところですが、見たら調子に乗るからやめておこうかな(笑)いや、でも村上と練習をしていても引けを取らないし本当に強いですよね。800mはどちらが勝つのか楽しみですよ。
(源内)そこで競い合えるっていうのはいいね。
(近森)勢いが勝つのか意地が勝つのか、っていう感じですね。
ーでは、お互いのブロックで調子がいいのでは?と思う選手はどなたですか?
(源内)僕も中谷には期待ですね。村上に食らいついてますからね。
(近森)源内ですよ。走高跳の歴代の選手が引退して源内への期待は年々高まってますし、刈田さんに頼っていた時に比べて、源内がどれだけ背中を見せていけるのかは記録よりももしかしたら大切かもしれないね。刈田さんを泣かせちゃうかもね!
ーところで、近森さんも源内さんも新4年生ということで色々な場所での六大学を経験されていると思います。何か思い出はありますか?
(源内)1年の時なんですが、風が強すぎて試合中にマットが飛んでいったことです(笑)競技開始は一応したんだけど、あまりの突風で中止になりました。毎年、六大は天候の影響で競技中止する種目があるから、今年はないといいなぁ。
(近森)去年の中野(新商4)かな…箱根駅伝で上位を狙う学校の選手に果敢についていくってなかなかできないことだし…六大って間近で見ることができるし、ましてや強豪校と100mから5000m、跳躍・投擲を男子は一緒に戦えるっていうのはモチベーションが高まりますね。いい意味でコンパクト、でもレベルは高い六大学が僕は好きです。
ーそれでは最後の質問となります。本格的にシーズンインし始めますが、どんな1年にしたいですか?具体的な目標もお願いします!
(源内)結果にこだわる1年にします。最低限「全員自己ベスト」ですね。今怪我しててすぐには試合に出れない人もいるから、その人がここからどこまで伸ばしていくかも大事だと思います。怪我してた人がベストを出せば、必ず刺激になるからね、そこは達成したいです。あとは関カレ標準ですね。児島(新環4)や野田(新環4)などの新4年が引退したら来年以降不安な部分が少しあるから、とりあえず今年は関カレに出れるぐらいの力をつけてもらって、来年は関カレで「戦って」ほしいです。自分が引退して後輩が活躍してくれていたらすごく嬉しいな。
(近森)結果はもちろんだし、あと怪我なく終わりたいです。1年が終わった時に楽しかったなって思いたいです。そして皆がベストを出してほしい。ベストが出れば楽しいし。個人の具体的な目標としては1500mで関カレ、800mで全カレ、早慶戦で走って引退かな!とにかく楽しく終わりたいです!
ー早慶戦での良い引退に向けて、六大学から良い滑り出しができればという感じでしょうか?
(源内/近森)そうだね!
ーありがとうございました!
(競技中の源内(上)、近森(下、先頭))
今回のインタビューは終始、和やかな雰囲気で行われました。
時々冗談を言い合うお二人のお姿を側で見ていると、お互い固い信頼関係で結ばれているのだろう、またお互い自分のブロックの状況に自信を持てているのだろうと思わずにはいられませんでした(*・ω・)ノ
六大学では是非、両闘将が率いる中距離ブロックと跳躍ブロックの活躍にご期待ください!
中距離・跳躍ブロックからの六大学エントリー者は
800m…村上、中谷、田島
1500m…近森、田島、岩船
走高跳…源内、石川、森慶
棒高跳…野田、堀内、山岡
走幅跳…三上、伊藤、宮澤
三段跳…児島、鈴木、水口
となっております。暖かいご声援の程、よろしくお願い致します。
明日もブロック長対談は続きます。是非ご覧ください!
本日はこれにて失礼致します。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。