全カレ選手紹介!跳躍
こんにちは。2年マネージャーの奥村、1年マネージャーの石橋です。
全カレ2日前となりました。
今回は跳躍ブロックの出場選手の紹介メッセージをご覧ください!
刈田真人(総4):走高跳
○野木靖郁(総4)より
刈田真人は悔しさを養分にしてきました。
はじめての関東インカレで彼はシニアの舞台に押しつぶされまいと必死に跳んで、最初のバーを3回落としました。
その後、人一倍悔しがっていました。いま思うと、それは高校時代の実績と比較した自分への不甲斐なさへではなく、将来の大舞台で活躍する自分とを比較したものだったのだと思います。
同期のことを褒めるのは恥ずかしいので、あまりしたくないのですが、
その時から刈田は本気で悔しがることができていました。私たちの中で唯一それができています。そして常に大舞台を見ようとしていました。
この1年、その思いがだんだんと自分以外にも向くようになっていました。たぶん、彼の周りの優秀な選手たちと触れることで思うことがあったのでしょう、彼は強いチームにしたいと繰り返していました。
大舞台と自分を比較したときの悔しさ、チームメイトが活躍しているときに結果が残せない自分に対する悔しさ、ライバルに負けた悔しさ、強豪校と慶應を比較した時の悔しさ、
自分が感じ取れる範囲を一生懸命広げて、とにかく力に変えて、自分を奮い立たせていくのが彼の凄いところです。
4年で迎えた関東インカレで多くの人がご存知の通り、彼は2m10を跳びました。決して華麗なジャンプではありません。もがいていた、もがくように必死に跳んでいました。
その姿には、技術や力ではなく、彼のいつも言う「気持ち」が写し出されていたと思うのです。
菊池真生(文4):三段跳
○鈴木喜成(商2)より
真生さんは冷静沈着で、陸上競技に真摯に向き合い、跳躍の技術の追求には本当に妥協が無いです。それだけでなく、後輩の僕達に対してもいつも的確なアドバイスをくださってとても感謝しています。
真生さんは、今シーズン関東インカレで得点をとりチームの一部維持に貢献されました。これは多くの方の印象に残っていると思います。僕も同じ一般入試勢として真生さんの活躍にはとても刺激を受けました。
こちらは覚えていない方もいるとは思いますが、関東インカレ直前の5月4日にPBを大きく更新しています。
つまり、PB更新→関東インカレで活躍という流れだったわけです。
今回の全カレは締め切り直前の標準突破となっていますが、PBを更新した勢いそのままに本番を迎えるという意味では、関東インカレと同じような流れなのではないかと思います。なので僕的には、今回も関東インカレのときのように本番でも高記録で入賞出来るのではないかと思っています!そうなると信じてます。
大学最後の大舞台で最高の跳躍を期待しています。応援してます!
児島有伸(環3):三段跳
○三上良英(環2)より
我が競走部跳躍パートの要である児島さん。同パートの選手や後輩への指導など、面倒見が良くとても優しい先輩です。
そんな優しい表情を持つ一方、根っからの負けず嫌いで勝負に関してはストイックです。児島さんの「1位以外は負け」という優勝への強いこだわり。それは誰にも負けない練習量と、一人で黙々と練習する姿からも伝わってきます。
調子を聞かれるといつも「まぁまぁ」や「悪い」など、控えめな返答が多いですが、試合になると一変。試合での勝負強さとここ一番での爆発力で力強い跳躍を披露してくれます。昨年はあと一歩というところでしたが、今年の全日本インカレこそは表彰台にいる姿を見せてくれることでしょう。
大阪の地でのビッグジャンプに期待しています!
野田涼平(環3):棒高跳
○源内寛己(法3)より
最も今季好調な跳躍を披露し活躍する野田。
高校時代世界ユース大会出場の経歴を持つの
にも関わらず、非常に謙虚な性格が特徴的。
ロンドンにて華々しく開催されたオリンピ
ックの開会式に登場した、ボンドを演じる
クレイグが乗るA.M DB7に憧れるなど抜群
なセンスを持つ。彼なら長居で誰よりも高く
跳ぶことでしょう。好調をキープする男の
躍進を、誰より魂のこもった手に汗握る跳躍
を願っています。野田、一本!!!!!!!
!
石原菜美(商3):走幅跳
○瀧澤彩(総3)より
一見クールに見える石原ですが、話してみるととってもとっても熱い女です。石原からパワーをもらう人は少なくないはず。私もそのひとりです。
怪我に苦しむ時期もありましたが、そんな中でも黙々と練習をこなす姿からは闘志を感じました。今年の春には調子を取り戻し、ついに3年の全カレに臨みます。
跳躍陣唯一の女子選手、石原菜美の力強く美しい走りと跳躍をたくさんの人に見てもらいたいです。
全カレでのビッグジャンプに期待です!崖っぷちだーいすき。菜美、がんばれ!!
跳躍ブロックの選手紹介メッセージは以上となります。
5月に行われました関東インカレで競走部に大量得点をもたらした跳躍ブロックは舞台を全国に移しても大活躍することは間違いないでしょう。
名実ともに慶應競走部史上最強である跳躍ブロックを担う5人が1cmでも高く遠くに跳べるようご声援のほどよろしくお願い致します!
「跳躍の慶應」にご期待下さい
明日も更新致します。是非ご覧ください。
本日は以上となります。
失礼致します。