関東インカレ第4日目:当日特集
関東インカレ最終第4日目が終了しました。
本日第4日目に出場した選手たちの模様をお伝えします。
400mH、慶應義塾大活躍!!!
2日目までの暗雲を打ち破り、準決勝へとコマを進めた前山(環・1)と松本(総・3)。
その準決勝1組目には前山が登場しました。ここまで絶好調の前山。スタートと共に、トレードマークの力強い走りで大きく前方との距離を縮めます。そしてラスト100m。抜群のラストスパートで粘り強さを見せつけます!見事2着となり、決勝へ進出。スタンドを熱気に包み、4日目の慶應義塾の躍進を予感させるレースでした!
そして、2組目には松本。予選では余裕のレースを見せ、決勝への期待が高まっていました。そんな中、そのプレッシャーにも負けず、美しい走りを体現!ラスト50mでは後ろを振り向く余裕を見せ、堂々の一着。決勝での優勝と好タイムを予感させるレースでした!
慶應義塾の2人の選手がコマを進めた決勝。トラックに松本と前山が現れるとスタンドは大歓声に沸きました。決勝のスタートを切ると、松本が流れるような加速とハードリングで、すぐさまトップに立ちます。そのまま後続を一切ひきつけることなく迎えたラスト100m。力を緩めることなく、全力で最後の直線を走り抜け、見事堂々の優勝!そして、ここまで数々のレースをこなし疲労困憊と思われた前山。しかし、抜群の粘り強さとラストスパートで見事6位入賞!松本と前山の2人で11点を慶應義塾にもたらしてくれました。
800m、堂々の入賞!!!!
男子800m準決勝には村上(総・3)が出場しました。昨日の予選では余裕の走りを見せた村上。数々の強豪選手が集う準決勝第1組。そのレース前も、スタンドの歓声に応え、リラックスした表情を浮かべていました。号砲とともにスムーズな加速で集団の先頭に位置を取った村上。冷静にレースを展開しラスト200mを迎えます。集団がペースアップをする中、村上も負けじと加速。決勝への4枚の切符をかけたラストスパートは手に汗を握る展開になりましたが、見事粘りの1着!数々の強豪を破り決勝へと進出しました。400mHの二人の活躍に沸くスタンドを、さらに盛り上げてくれました!
そして迎えた決勝のレース。期待が高まるスタンドに、村上はガッツポーズで応えます。勢いよくスタートすると、そのまま先頭集団につきます。1周目を54秒で通過、レースを引っ張ります。そして迎えたラスト200m、ラストスパートをかけ勝負に出ますが、最後の直線で他の選手がリード。村上は5位でフィニッシュ。表彰台は逃しましたが、堂々とした走りを見せ、慶應義塾に4点をもたらしてくれました!
三段跳、慶應義塾三段跳コンビの躍進!!!
男子三段跳には菊池(文・4)と児島(環・3)が出場しました。最初の跳躍は児島。塾記録保持者の威厳をみせる15m50の跳躍。いきなり入賞ラインを大きく超す跳躍でスタンドを沸かせます。二回目の跳躍ではファールになったものの、続く3回目の跳躍では迫力のホップとステップ、そして堂々たるジャンプで15m83へ大きく記録を伸ばし、1位へと踊り出ます。一方で4年副将の菊池。1回目、2回目とファールの跳躍が続き、不安がよぎる局面もありました。しかし3回目。意地の跳躍で、15m27のジャンプ。8位に見事滑り込みました!!
この結果、慶應義塾から2人が決勝跳躍に進むことができました!!
いよいよの決勝跳躍。菊池は記録を伸ばそうと懸命な跳躍をみせるも記録は伸びず8位。しかし四年生の、そして副将としての意地を見せ、見事に点数をもたらせてくれました!1位で決勝跳躍に入った児島。手拍子も加わりこれまでとは一線を画す気合いで臨みます。途中、16mを超すかの跳躍を見せたものの惜しくもファール。16mはなせなかったものの、見事に優勝!菊池と2人で9点を獲得しました。
本日で4日間にわたる関東インカレが終了しました。
慶應義塾は男子総合29点、女子総合5点という結果になりました。なお、男子の総合順位は13位となり、1部残留を果たしました。
4日間にわたるご足労、そしてご声援、本当にありがとうございました。