2014年塾新記録樹立者インタビュー
今年は計4種目において塾新記録が樹立されました!各種目の塾新記録樹立者に、記録への感想や競技への取り組み、今後の意気込みをインタビューしました。
4×400mリレー(壁谷-山縣-茅田-小池)
塾新記録:3分04秒58
記録樹立日:9月7日 日本インカレ
1走 壁谷智之
①塾新記録を出した感想
後から見て、タイムの速さを実感しました。ゴールして優勝が決まった時は喜びのあまりタイムを気にする余裕はありませんでした。
②どんな練習に取り組んでいたか
タイムのブレ幅をなくす練習をしていました。私は一走であったため、安定性が求められていると考え、キツい練習で追い込むことはせず、同じピッチや同じフォームで走る練習に取り組みました。
③塾記録へ抱いていた想い
優勝への必要条件だと考えていました。
④後輩たちへ
来年も頑張ってね!
2走 山縣亮太
①塾新記録を出した感想
予選のみんなの走りを見たときに塾記録はカタいと思った。しかし予想外のタイムが出たので、びっくりした。
②どんな練習に取り組んでいたか
7月からロングスプリント系のトレーニングを取り入れた。その中で、少ない力でより前に進むための体の使い方を模索し、形にできた。
③塾記録へ抱いていた想い
個人が今年は厳しかったのでリレーで何とか記録を残したかった。あと、茅田が入学前に廣瀬さんがいる間にマイルで塾記録を出すと言っていたことを覚えている。廣瀬さんや先輩たち抜きのチームで塾記録を更新できてよかった。
④後輩たちへ
本当に強いやつが一人いるより、リレーは全員がそこそこ強い方がいい。本当に強い一人になることを目指しながら、最低限そこそこ強い選手になってください。
3走 茅田昂
①塾新記録を出した感想
予選の結果から手応えはありました。マイルの塾新記録は今年の大きな目標の一つだったので達成できて嬉しかったです。
②どんな練習に取り組んでいたか
基本的には個人の400のための実践練習が多かったです。また、バトン練習も行っていたので、本番はバトン運びが上手くいきました。
③塾記録へ抱いていた想い
1年生で出してからもう一度出して全カレの借りを返したいと思っていたので達成できて良かったです。
④後輩たちへ
勝ちにこだわって爆走してください。
4走 小池祐貴
①塾新記録を出した感想
タイムは気にしていませんでしたが結果的に塾記録だったので嬉しかったです。
②どんな練習に取り組んでいたか
400mに関しては効率面を中心にイメージ走を多く取り入れました。
③塾記録へ抱いていた想い
マイルに関してはベストを尽くせば出ない記録ではないと思っていたので特段意識はしていませんでした。
④今後の意気込み
狙ったレースで理想の走りが引き出せるように走ります。
日本一を目指した今シーズン、見事塾新記録をマークし、日本一を勝ち取りました。強いマイルチームを築いた4年生がいなくなり、不安もありますが、新チームは次の目標に向けて走り出しています。今後も強いマイルチームを継続すべく精進していきます。
100mH(荻原さや)
塾新記録:14″08
記録樹立日:5月24日 関東インカレ
①塾記録を出した感想、それまでの想い。
関東インカレ七種の1種目で塾記録を更新できたことで、その後の良い流れに繋げる事が出来ました。一瞬でも関東1位になれたことが嬉しかったです。ただ13秒台を出したかったので、それが叶わず悔しい気持ちもありました。
②七種競技選手としての各専門種目へのアプローチについて
他大の選手や外部のコーチ、神奈川県練習会などに足を運んで得た知識をもとに工夫して練習しました。それに加えて、競走部の各種目の先輩同期後輩にも自分の先生になってもらって、高いレベルの選手と一緒に練習させてもらっていました。
③後輩たちにメッセージ
もっと積極的に外部からのアドバイスを求めて足を運んだりコミュニケーションをとって欲しいです。これからはOGとして応援しています!
いつも笑顔で、そして真剣に競技に取り組むその姿勢は、競走部全体に影響を与える非常に大きな存在でした。慶應女子の強さの象徴でもあった彼女が、この部活を去ってしまうことで不安もありますが、彼女の意思を引き継いだ後輩たちが来シーズンに向けて着々と準備を始めています。彼女が残した塾記録はとても高い壁ですが、その記録を乗り越えるであろう後輩にご期待下さい!
走高跳(刈田真人)
塾新記録:2m11
記録樹立日:8月3日 新座市陸上競技選手権大会
①塾新記録を出した感想
全カレB標準がちょうど塾記録だったので、全カレの出場権を得たことが本当にうれしかった。
②どのようにして練習に取り組んできたか
今シーズンは高跳の本質にかかわる部分を大きく改良することができた。また、走りに過去最大にこだわった。とにかく技術。
③塾記録への想い
入部したときからずっと塾記録を出したかった、三年のうちに出せてよかった。
④今後への意気込み
他の強豪校の学校記録と比べると2m11は笑われてしまうくらい低い高さなので、慶應の高跳の価値を高めるためにも、自分のためにも大きく記録を更新したい。
夏の鍛錬期に向かう中に打ち立てたこの塾記録は部員を奮起させるものでした。現塾記録保持者として、また新しい代の跳躍ブロック長として慶應の跳躍ブロックを牽引していってくれるものと思います。今後の刈田の活躍にどうぞご期待ください。
児島有伸
塾新記録:15m95
記録樹立日:9月5日 全日本インカレ
①塾新記録を出した感想
正直16mを狙っていたので、塾記録更新した全カレでは悔しさの方が大きかったです。
②どんな練習に取り組んでいたか
自分の身体にあった練習メニューを立て、バランス良く練習に取り組んできました。
③塾記録への想い
三段跳びは今までで最も長かった塾記録(71年)であったので、次はその期間を超えるような記録を打ち立てたいです。
④今後の意気込み
今回の冬季は怪我には気をつけて、基礎からやり直し、しっかりと体を作っていこうと思います。
全日本インカレの決勝、最終6本目で出したこの記録。その跳躍は本当に素晴らしく、応援や会場を沸かせるものでした。
誰よりも真摯に陸上競技に向き合っている児島は、まだまだこれからも躍動していってくれるでしょう。
この先もう一段階上のレベルで戦うであろう児島の活躍に、どうぞご期待ください。
来シーズンはより多くの種目で塾新記録を樹立できるよう、部員一同精進してまいります。皆様の応援、ご声援が大変力になります!引き続き応援のほどよろしくお願い申し上げます。