全日本インカレ2014 2日目当日特集
全日本インカレ2日目が終了しました。
本日も選手の活躍の様子をお伝えします。
男子100mで山縣が初優勝
男子100mで、山縣が10”20(‐0.4)で優勝を果たしました。スタートから抜群の反応を見せ、加速で後続と差をつけると、中間疾走からは他を寄せ付けることなくゴールしました。昨年、一昨年と怪我に見舞われ、意外にも全日本インカレでのタイトルを手にしたことのなかった山縣。今年は4年生そして主将の意地を見せ、見事学生チャンピオンとなりました。
1位でフィニッシュする山縣
4×100mR5位入賞
雨が降りしきる中行われた男子4×100mRには、塩原‐山縣‐吉田‐小池のオーダーで勝負に挑みました。1走塩原は本数を重ねてきた後でしたが、なんとか周りに食らいつきます。精鋭揃いの2走の中でもさすがの走りで山縣が追い上げバトンを渡します。3走の吉田は冷静に飛び出すと落ち着いてコーナーを抜けると、4走小池は疲れを微塵も感じさせない力強い走りで前を猛追しますが惜しくも届かず、5位という結果となりました。
塾新記録での優勝を目指していただけに非常に悔しい結果とはなりましたが、勝負に出たバトンパスを見事つないだリレーは、見るものを熱くさせる素晴らしいものでした。
バトンをもらって走り出す4走小池と3走吉田
男子800m、男子400mH、男子4×400mR決勝進出!
男子800mでは、村上昂輝が予選では組三着の1’51″67でプラスに拾われ、準決勝では組4着の1’54″87で明日の決勝進出を決めました。決勝レースがかかった準決勝では、組中での着取り争いであったためかなりのスローペースで集団が動いていましたが、村上はリスクを恐れずに自ら前に出て引っ張りレースを組み立てていました。ラストは熾烈なスパート勝負になりましたが、着実に力をつけてきた村上はしっかりと明日のレースにつなげました。
落ち着いた走りを見せる村上
男子400mHでは、2年の松本岳大が、予選を組二着の50”77、プラスの一着で明日行われる決勝への駒を進めました。スタートから積極的に飛び出すと、後半まで粘りの走りを見せ、大学ベストとなる好タイムで決勝進出を決めました。高校時代はインターハイ優勝など輝かしい成績を残しながらも故障に悩まされた大学1年。ようやく本来彼が戦うべき場所へと戻ってきました。明日も力強い走りと華麗なハードリングに期待しましょう。
8台目のハードルにアプローチする松本
壁谷‐茅田‐塩原‐小池で挑んだ男子4×400mRは、3’07”49、組一着でこちらも決勝進出を決めています。1走壁谷が伸びのある走りで上位でバトンを渡すと、続く茅田はバックストレートで混戦した中での上手い位置取りでラストもスピードを落とすことなくトップでバトンパスをします。塩原は最近の好調ぶりを感じさせる走りでトップを守りきり、アンカー小池は前半から他を圧倒する飛び出しで後続との差を離し、最後には余裕を見せる中1着でゴールをしました。マイルリレーも4継と同様、優勝を目指して臨んでいます。応援の程よろしくお願いします。
終盤混戦を抜け出す2走茅田とバトンを待つ3走塩原
明日は最終日となりますが、決勝種目が多く、我が部の選手の活躍が期待されます。
どうぞ応援の程よろしくお願い致します。