関東インカレ最終日:当日特集
関東インカレ最終日の模様をお伝えします。
山縣 男子200m優勝 二冠達成!!
本日行われました男子200mでは、山縣(総・3)が100mに続き優勝を果たし、関東インカレという大舞台で見事二冠を達成しました。
予選、準決勝と飛びぬけた走りで余裕を見せていた山縣。決勝はスタートから一気に加速すると、カーブを出てすぐに後続を突き放します。最後までスピードを緩めず、全力で駆け抜け、20”41という好タイムで優勝を果たしました。この記録は塾新記録であり、世界選手権標準Aを突破する素晴らしいタイムでした。表彰台に登る時には、四日間チームのエースとして走り抜いてくれた山縣に、慶應チームから大きな拍手が送られました。
6月には世界選手権をかけて日本選手権に臨みます。今大会で見せた実力を存分に発揮してくれるはずです!
男子200mを優勝し、表彰台に立つ山縣(写真中央)
瀧澤 初の関カレで表彰台!
女子400mHでは一年生瀧澤(総・1)が表彰台に乗りました。
今大会中ずっと実力を見せてきていた瀧澤。決勝でも臆することなく、前半から積極的なレースを展開しました。滑らかなハードリングでロスなく進んでいくと、最後のコーナーを抜ける頃には、すでに表彰台を確実にする位置につけていました。惜しくも400mでは走れなかった決勝という舞台を、3位という素晴らしい結果で飾ってくれました。続く女子マイルにも出場し、一年生ながら本当にチームに貢献してくれました。
今後の彼女の活躍に期待が膨らむ大会となりました。
初の表彰台に登った瀧澤(写真右下)
女子マイル 第5位入賞!
慶應最後の出場種目は女子マイルとなりました。
女子400mで入賞している工藤(医・5)と志比(総・4)、400mHで3位の瀧澤(総・1)、四継でも活躍を魅せた町野(商・4)と万全のメンバ―で臨みました。一走瀧澤は400mHでの好調ぶりをマイルでも発揮。好位置で工藤に繋げました。バトンを受けた工藤。持ち味の後半の強さを見せ、前を捉え順位を上げ町野が続きました。町野は勢いよく駆け出すと、攻めの走りを見せ、応援席を盛り上げてくれました。後半苦しい展開になったものの、意地の走りでエース志比に託しました。マイルへの熱い思いを語っていた志比。最後の関東インカレでのレースで全力を出し切り、第5位で帰ってきてくれました。目標としていた表彰台にはあと一歩及びませんでしたが、最後まで競走部を盛り上げ続けてくれた彼女たちに、ゴール後もたくさんの声援が送られました。
ゴール後に笑顔をカメラに向ける四継メンバー(左から瀧澤-志比-工藤-町野)
男子 2部転落
男子チームは21点を獲得しましたが、力及ばず15位。1部からの降格が決まりした。エース山縣が点を稼いでくれましたが、あと一歩のところでそれ以外の得点がかなわず、非常に残念な結果となってしまいました。応援して頂いたみなさまのご期待に応えられず、チームとして大きな悔しさを残す大会となりました。
しかし、みなさまの応援のおかげで、チーム全員が最後まで諦めずに今の力を発揮することができました。そして期待に応えられなかった悔しさを噛みしめ、来年の再起に向かってチームが団結し始めています。
厳しい結果ではありますが、競走部一丸となって来年の男子一部昇格に向け精進してまいります。
四日間の関東インカレが終了しました。
たくさんの方々に色々な形で応援して頂き、この四日間を終えることが出来ました。
本当にありがとうございました。
後日選手に感想を聞く事後インタビューの記事を掲載いたしますので、そちらも是非ご覧下さい!