早慶戦事後特集!!
9月29日に行われました早慶戦は17‐40と悔しい結果になりました。しかしその中でもベストを大幅に伸ばした選手、若い選手の活躍が見られ、来年に向けての収穫にもなりました。
今回は特に活躍が目立った四人の選手に話を聞きました!!
投擲ペア!!
・西森展大(理・4) やり投げ 66m48 第2位
Q.最後の早慶戦に何を思って臨みましたか?
A.あまり意識せず普段通りの調整が出来ましたが、体もわかっていたようで前日はあまり眠れずに臨むことになりました(笑)
Q.大幅なべスト更新となりましたが、試合を振り返ってどう思われますか?
A.5投目までは今までやってきたことが全く出せず、足も痛み始め、順位も4位だったので、このままではまずいと思っていました。しかし6投目になって拍手を求めると、皆の声が聞こえてきてスイッチが入りました。投げるしかない、腕はどうなってもいいと思い切って振り切ると、自分でも信じられないような記録が出て本当に応援の力を感じた試合でした。
Q.来年の早慶戦に向け、後輩にメッセージをお願いします!
A.自分は長くいたので(笑)、あまり伝えることはありません。ただ自分よりも能力のある選手がたくさんいるので、大きなケガには普段から気を付けて取り組んでほしいですね。最後は気持ちだということは自分自身が感じられたことなので、仲間を信じて頑張ってほしいと思います!
・堀内隆太(環・3) 円盤投げ 46m38 第2位、やり投げ 64m95 第3位
Q.2種目で早慶戦を戦った堀内選手ですが、それぞれの結果に対してどう感じますか?
A.やり投げは準備不足で正直不安な面がありましたが、自分の思う良い投擲が出来たので良かったです。しかし最後に西森さんに負けてしまい、自分の中でももう少し力を出せたのではないかという思いもあるので、残りのシーズンで修正していきたいと思います。
円盤投げは自己ベストを投げることが出来、満足のいく結果でした。唯一満足のいかない部分というと早稲田のディーン選手に負けてしまったことです。しかし、自分の今までの持ち記録と調子を考えると良いパフォーマンスができたと思います。
Q.ディーン選手率いる早稲田と戦ってみてどうでしたか?
A.自分はディーン選手を意識していたのですが、やはり彼は強かったです。やり投げは勝負にならないと思っていましたが、円盤投げは勝つ気持ちでいきました。しかし彼も自己ベストを更新し、結果負けてしまったのでとても悔しいです。
Q.今回の対抗戦を受けて、来年の早慶戦に向けて意気込みをお願いします。
A.やり投げでは観客の皆さんを楽しませられるような投げができるようにしたいです。そして円盤投げではディーン選手に勝ち、優勝するためにも50mオーバーの投擲をし、塾記録を狙っていきたいです。絶対優勝します!
一年生ペア!!
・刈田真人(総・1) 走り高跳び 2m00 第1位
Q.刈田選手は慶應唯一の優勝を果たしました!結果に対してどう思いますか?
A.走り高跳びに関しては絶対1位から3位を慶應が独占しないといけないというプレッシャーがありました。結果独占はできなかったのですが、自分が目標としていた優勝ができ、自分の役目を果たすことができ良かったです。しかし、記録としては最低でも関カレB標準である2m03cmを越えたかったのですが跳ぶことができず悔しいです。しかし、2m05cmは惜しい跳躍だったので、次につなげられると思います。
Q.早稲田の選手は1人のみでしたが、戦ってみてどうでしたか?
A.自分の中では早稲田との戦いというよりは、自分がどこまでいけるかということに重きを置いていました。しかし、同じ慶應の仲村選手、詫摩選手には負けたくないという思いがありました。
Q.来年の早慶戦の走り高跳びはどのようにしていきたいですか?
A.現在早慶戦の走り高跳びはレベルが低いと位置づけられてしまっているように思います。もっと部内の仲間たちで切磋琢磨しあい、年を追うごとにレベルの底上げをし、最終的には2m10cm前後の争いをしたいです。そして慶應の高跳びが強いということを知らしめます!そのためにも持ち記録が一番高い自分が率先して雰囲気を盛り上げていきたいと思います。
・小室慧(法政・1) 走り幅跳び 7m39 第2位
Q.小室選手は同志社戦に続き見事得点を獲得しました。結果に対してどう感じますか?
A.今回の大会は調子がよくベストのパフォーマンスができ、自己ベストの更新を果たしました。しかし、ベストパフォーマンスをもってしても目標としていた関カレA標準には届かず、自分の技術のなさを感じさせられる結果でした。
Q.早稲田の選手は関カレ2位入賞の林選手など強者揃いでした。戦ってみてどうでしたか?
A.早稲田の方々は動きの質が高く、大きな大会での実績のある選手が多くいました。そのようなレベルの高い選手と一戦交え、ハイレベルな跳躍を間近で見られたことはこれからの自分にとって大きな収穫でした。
Q.来年の早慶戦での目標をお聞かせください。
A.これからの冬季練習において技術、走力ともに高めていき、来年の早慶戦では優勝に絡むことができるよう一年間練習を積んでいきます。
強敵早稲田に敗れはしましたが、来年こそはという思いは部員全員が感じたと思います。
今回活躍した選手の他にもたくさんの選手が可能性を秘めています。
来年は必ず勝てるよう、部一丸となって臨んでいきます!