全日本インカレ第三日目!!
全日本インカレ三日目の模様をお伝えします!
男子800m 笹村が二年連続の決勝へ
関東インカレで6位入賞を果たした笹村(法・3)が男子800mに出場しました。
予選は良いポジショニングで先頭集団につき、残り200mで一気に前に出て組一着で準決勝進出を決めました。夕方に行われた準決勝では得意のレース展開で100mまで我慢強く勝機を伺いラストスパート。1’51”95のタイムでゴールしました。組3着ながら全体3位の記録で決勝にコマを進めました。
明日の決勝に向けコメントをもらいました。
「最近はとても調子が良く、今日は思うように走ることができました。決勝は実力が均衡しているので、チャンスは十分にあると思います。表彰台を目指して頑張ります。」
勝負強い笹村の活躍に期待しましょう。
[写真]準決勝、ラストスパートをかける笹村
男子200m 谷口が順当に予選を突破
昨日の男子四継で2走を務めた谷口(経・3)が本日は男子200m予選に出場しました。好調を感じさせるキレの良いスタートを決め、勢いよくコーナーを抜けると、そのままスピードを落とすことなくゴールイン。難なく予選を通過しました。
関東インカレでは200mで3位に入り表彰台に登った谷口。実力通りの走りで、この全日本インカレでも結果を残してくれそうです。
[写真]コーナーを疾走する谷口
ルーキー活躍!!
本日の全日本インカレ第3日目では1年生が躍動。
一年生の先陣を切ったのは女子100mHに出場した辻(商・1)。準決勝進出はならなかったものの、華麗なハードリングを見せ、自身の持つ塾記録14”45を0”01更新する14”44をマークしました。
続いて女子4×400mRに村井(文・1)が3走で出場しました。5月に入部して以来必死に先輩の練習についていったという村井。この夏に記録を伸ばしてメンバー入りを果たしました。陸上人生初の全国大会にも臆することなく、堂々とした走りでアンカーに渡し、3走の務めを果たしました。
続く男子4×400mRでは特に1年生の活躍が目立ちました。応援席からの声援が緊張を解いてくれたと語った1走の室伏(理・1)。勢いよくスタートを切ると、他のチームを引き離し1位とほぼ同着でバトンを渡す活躍を見せてくれました。バトンを受け取った2走の内芝(総・1)はそのまま先頭へ。やはり応援が力になったという内芝。持ち前のダイナミックな走りで後続を引き離しました。最後こそ詰められましたが、見事1位で3走へと繋ぎ、マイル1年生ペアが会場を大きく沸かせてくれました。
入部以来着実に力を伸ばしている一年生たちが慶應競走部を勢いづけてくれました。
[左写真]塾新の走りを魅せた辻 [右写真]前半から攻めていった村井
男子4×400mR、惜しくも決勝を逃す
絶対的エースの廣瀬が卒業し、関東インカレでは苦戦を強いられた男子マイルチーム。今回の全日本インカレには1,2年生中心の若いメンバーで臨みました。
室伏、内芝の1年生ペアが見事な走りしてみせると、続く2年ペアも力走を見せてくれました。今季怪我に苦しんできた3走壁谷(環・2)と4走茅田(理・2)。足に不安を抱えながらも全カレに合わせて調子を上げてきました。
激しい一位争いの中バトンを受けた壁谷。スピードに乗り先頭に出ますが、中央大学の猛追に合い、その後は追う展開となりました。しかし引き下がることなく走り通し、一位とわずかな差でアンカー茅田へと繋ぎます。調子もよく、応援の後押しでのびやかな走りができたという茅田は、序盤から積極的にいった中央大学に対し、冷静に前との差をキープ。力を溜め勝機を伺っていた茅田。ラストの直線で驚異の巻き返しをみせ、先頭との差を縮めましたが一歩及ばず2位でゴールしました。大学初の全国大会というメンバーも多い今回のマイルチーム。その中でこの結果を出すことができたのは、短長全員の結束力と慶應の大声援があったからだ、と皆が口を揃えて言います。その一方で、あと一歩のところで決勝を逃してしまった結果には満足はしていませんでした。
最後に、4年生としてチームを引っ張ってきた大野(環・4)からコメントをもらいました。
「関カレ後から決勝に残ることをずっと目標にしていました。メンバー全員が志を高く持ち、全員が勝負に向けて一丸となることが出来たと思います。正直今回の順位は一番とってはいけない順位です。しかし4人がベストに近い走りをし、持てる力を出し切った結果だったと言えます。今年はまだ日本選手権リレーが残っており、無事標準を切ることが出来ました。そこをリベンジの場と定め、また皆で精進していきたいと思います。」
手応えとともに悔しさを残した男子マイルチーム。今後の活躍に期待がかかります。
[左写真]良い流れを生み出した1年コンビのバトンパス [右写真]バトンは3走壁谷から4走茅田へ
明日は全日本インカレ最終日です。
部員全員が全力で応援し、最後まで盛り上がっていこうと思います。
ご声援のほど、よろしくお願い致します。