ロンドンパラリンピック代表:高桑早生選手インタビュー!!

8月29日からロンドンパラリンピックが開催されます。
我が競走部からは日本代表として高桑早生選手(総2)が100m・200m・走幅跳の三種目に出場します。
今回は四年に一度の大舞台に向かう彼女の意気込みを聞きました。

Q.いつからパラリンピックを意識し始めましたか?
A.高1のときに陸上を始め、知り合った人たちが出るということで北京パラリンピックを見て、その世界に憧れを抱きなんとなくですがロンドンという舞台を意識するようになりました。

Q.今まで陸上競技をやってくる中で、障害者競技ということで環境的に難しいことがあったと思いますがどうでしたか?
A.私は高校の時から健常者の選手と一緒に走っているのですが、自分がやっていけるのか分からない状況でその環境に飛び込むことはすごく勇気のいることなので、誰にでもできることではないとは今でも感じています。大学で競走部に入るときも断られる覚悟で門を叩いたので、このように受け入れてくれたことに大変感謝しています。

Q.パラリンピックに向けて、何を意識して練習していますか?
A.それまではただ荒削りで走っていただけだったのですが、去年のシーズンからいろいろと意識して改良するようになりました。一番力を入れたのはスタートで、以前は苦手意識のあったスタートが今は武器だと言えるようにまでなりました。そのおかげでテクニックの点では理想に近い形になりつつあるので、あとはその確認と試合に向けて走り慣れをしようと今は練習しています。

Q.パラリンピック出場が決まり、本番が近づく中で心境の変化はありますか?
A.選考レース後、出場選手の発表までのしばらくは何もできないどうしようもない状態でした。そのため、出場が決まった時はこれでやっとパラリンピックに向けて練習できるとただただほっとしました。決定後も世界で戦うための13秒台を出すことができず、自分の今までやってきたことがあっていたのか迷う時期もありました。しかし最近は、オリンピックも終わり、北京から夢見ていた舞台が目の前に来ているということで、緊張というよりも楽しみたいというワクワクする気持ちが大きいです。

Q.最後に、本番への意気込み・抱負を聞かせてください。
A.初めてのパラリンピックなので、気負わず何事にもチャレンジャーでいたいと思います。目標は、出場する3種目全てでファイナルに進むことです。どこかで聞いたことがあるセリフですが(笑)、自分の走りができれば結果はついてくると思うので、自分の走りをしたいと思います。応援よろしくお願いします!!

パラリンピックという夢の舞台に向け、強い思いを語ってくれました。
ロンドンでの彼女の活躍にご期待下さい!!

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