第3回下半期特集「箱根駅伝予選会」

平成23年10月15日に激しい雨の中第88回東京箱根間大学駅伝競走予選会が立川で行われました。
慶應はパートチーフの平塚選手を筆頭に12名が出場し、10時間50分、総合20位入賞を目指しました。結果は10時間59分47秒の全体23位で箱根駅伝本戦の出場は逃してしまったものの下級生の台頭が目立ち来年に期待ができそうです。
今回は予選会を走り2011年慶大最高記録を出した、新長距離パートチーフの斉藤選手に2011年箱根予選会を振り返っていただき、また2012年箱根予選会への抱負を語ってもらいました。

箱根予選会のチーム目標は何でしたか?
-10時間50分、総合20位入賞が目標でした。

自信はありましたか?
-去年までのデータと合宿でのメンバーの走りを見て、決して不可能では無いと思っていました。

予選会に向け夏に三回の合宿を行いましたが、その成果はどうでしたか?
-合宿では、前パートチーフの平塚さんが考えたメニューをこなし、全体的なチームの底上げを図りました。普段AチームとBチームは別々に練習をしているのですが、合宿ではAB一緒に練習をし、AはBを引っ張り、BはAから刺激をもらうという形でとても良い練習が出来ました。チームに一体感も出て、そういう意味でも有意義な合宿だったと思います。

本番のレース展開を教えてください。
-当日は大雨で、長距離としては暑くなく良いコンディションでした。そのため全体的にペースが上がることが予想され、実際にその通りになりました。先頭集団のペースはだいぶ速かったですね。僕はその集団についていったのですが、中盤で落ちてしまいました。メンバーの中にもそういうレース展開になってしまった人が多かったように思います。
チームとしては、上級生が不甲斐ないレースをしてしまったのが悔やまれます。ただ合宿から調子の良かった2年生が、そのままの調子でいい走りをしてくれてありがたかったです。タイムもだいぶ縮められて、今回は2年生の活躍が大きかったと思っています。

予選会を走って、チームとして感じたことを教えてください。
-予選会までの合宿や練習は非常によくできていて、10時間50分、総合20位というのは、十分に実現可能な目標だったと思います。ただ結果としては50分を切れず、23位という結果に終わってしまいました。これは実戦が足りておらず、単純に20kmという距離に対応できていなかったからだと思います。もっと経験を積むべきだと感じました。

来年に向けて手ごたえはありましたか?
-総合記録は年々上がってきていますので、この冬を全員で乗り越え、夏合宿を越えていければ目標を達成することができると感じました。

最後に来季の目標を教えてください?
-今年と変わらず、10時間50分切り、総合20位入賞です。また僕個人としては、関東学連選抜入りをすることで、最終学年として部に貢献できればと思っています。皆様応援よろしくお願いします。


[写真]力走する斉藤選手

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