第7回関東インカレ特集 男子200m 山縣亮太
また、山縣は本日より行われる第95回日本陸上競技選手権大会で100mと200mに出場しております。本日行われた200m予選では20.86(+0.8)をマークし、決勝進出致しました。ご声援のほどよろしくお願い致します。
山縣が世陸B標準突破
男子200mは大会3日目に予選が行われ、準決勝、決勝が最終日に行われる種目。既に先週、男子100mで2位入賞、更に4×100mRでもアンカーとしての役目をルーキーながら見事に果たした山縣亮太(総合1=広島・修道)にはさすがに疲労の色が見えていた。本人も身体の調子に関しては「GPシリーズ、ゴールデングランプリ川崎など連戦で身体は気がつかないうちに疲れていました」と振り返る。その身体の疲れを察知した山縣は一週目と二週目の間の5日間、疲労を抜くことを第一に考え、迎えた予選のレースでは21″27(-0.4)で組一位の順当な通過。積極的に身体を休ませたことも「休んだ分(身体は)切れていた」と功を労したようであった。しかし余裕を見せたこのレースでも彼の理想の走りである「力まずにスムーズに加速をしていく走り」にはまだまだ及ばなかったと言うから驚きだ。
動画のポイント
自分が余っているもの全てを出し切り、前半速く走れた山縣。走り終わった後も見ていた人から「あんなに出し切っているのは初めて見たよ」と多くの人から言われたそうだ。100mと200mの動画の双方尾を参照すると違いが分かりやすいかもしれない。またスタートに関しても100mの時よりも修正、改善が出来たと述べてくれた。しかし彼が理想としている「力まずスムーズに加速していく走り」に関しては決勝でも同じように納得はしなかったようだ。その山縣が200mの今後の目標として話してくれたのが「今シーズンに入ってからまだ理想のレースが出来ていないので、まずは理想のレースが出来るようにしたい。そして更に自己記録を更新していきたい」だった。今後さらに成長を遂げ、掲げた目標を達成していくだろう彼の姿に注目してもらいたい。