第85回早慶対抗陸上競技会フィールド競技レポート
10月に入り、来週末の土曜日には、箱根駅伝予選会が行われます。
長距離パートはこの大会を目標に練習に励んできました
予選会は、例年通り、国営昭和記念公園・立川駅周辺で、行われます
20kmという長い距離を一生懸命走る選手たちを、もし現地で応援していただくことができましたら、大きな後押しとなるかと思います。
応援よろしくお願いします
さて、遅くなってしまいましたが、9月の終わりに行われました、早慶戦でのフィールドでの戦いをレポートします
走高跳
去年度、1、2、3位を慶應が独占したこの競技今回は、小栗(総3)、宇都宮(経2)、廣中(環3)と小栗以外は早慶戦走高跳初出場のフレッシュな顔ぶれでの出場でした
小栗は、去年度露木先輩、谷川先輩と共に、2位入賞した実力の持ち主
宇都宮は去年の早慶戦後、途中入部し、今季ベストを更新しています
廣中は、春シーズンより10種競技で走高跳に挑戦、練習を重ね力をつけています
宇都宮・小栗が1,2位入賞廣中も180cmをクリアし大健闘の試合でした
棒高跳
今大会4種目出場の浮氣(商4)、走高跳でも登場しました廣中の出場です
この競技は開会式後の10時に行われ、早慶戦最初の競技でした
両選手とも、朝早く、アップ場に入り、念入りに準備を行っていました
2人は今大会個人種目多種目出場となります
2人とも、ベストとはなりませんでしたが、残りの種目に向けて、着々と準備を行っていました。
廣中は30分後に次の種目が控えていたため、大変忙しいスケジュールとなりました
走幅跳
宮岸(法3)・廣中・浮氣の出場でした
今季、好調の宮岸今大会から、主将を横田前主将から引き継ぐこととなりました
4回まで、早稲田の堀池さん(全カレ2位)が1位をキープしますが、5回目の試技の際、宮岸が逆転
応援席も盛り上がった様子でした
関東インカレ入賞、今回の早慶戦での逆転、ここぞとういうときに力を発揮しました
惜しくも、その後、また逆転をされてしましましたが、2位入賞でチームに貴重な2点を持ち帰ってくれました
円盤投
秋本(総1)・緋田(文3)・桐本(環4)の投擲3人組の出場でした。
アップ場では、それぞれが、自分のペースで準備を行っていましたこの3人に共通しているのは、その場の雰囲気をとても和ましてくれるところです
今回のアップ場でも、3人ともリラックスしている様子がうかがえました。しかし、試合にいく直前は雰囲気が変わり、「いってきます!」と元気よくアップ場を後にしました。
試合では、実力を発揮し、1位に秋本が2位に桐本が入賞し、桐本の引退試合に慶應1、2位と華を添えました。
やり投
やり投げは午後に行われたため、久世・西森ともに、アップ場には、最後にやってきました
早慶戦前の練習では、いつもご指導いただいているOBの土屋先輩からアドバイスを受けていました。
久世は試合半ばまで、3位に位置し、決勝に進みましたが惜しくも4位となりました。
西森は「4年生への恩返しを」と以前の集合で思いを話してくれていましたが、けが明けということで万全の状態では望めなかった様子でしたが、今は力を溜め、来期この悔しさをばねに躍進してくれるかと思います!
フィールドのすべての競技が終了し、その後、女子3段跳が行われましたこの大会には、今大会で部を引退される4年生で唯一の女子部員である麻場(環4)が出場しました
早慶戦では、対抗種目に女子の種目はなく、部への得点として試合にからむことができず、悔しい思いをしてきたようでした。
麻場は大会前「自分の跳躍が慶應の勝利への後押しになればと思います。」という思いを集合で話してくれました。
以前、陸上で記録を残すために何が必要かというお話があった時麻場が「継続」といっていたのは、とても印象的でした。そんな麻場の日頃の練習を行う姿勢や副将・パートチーフとしてのリーダーシップまた今回の跳躍は部への力強い後押しとなりました。
対抗得点では、慶應義塾21点と目標としていた早慶戦勝利とはなりませんでしたが、 横田主将のチーム一丸となって、戦う戦う集団として慶應は早慶戦に臨めたと思います。
早慶戦で幹部学年は現3年生に移行します。
今大会で短距離・フィールドの4年生が引退されるのはとても寂しいものでした。
私たち3年生は3年間という長い期間、4年生達と部活での時間を共にし、たくさんの思い出があります。
まだ、引退されず、部で活動されている先輩方の姿を見ると、とても嬉しく思います。
また、引退されても、今後ともいろいろなアドバイスをしていただけたりお話ができたらと思っています。
引退された4年生方4年間お疲れ様でした
今後とも、チームは一丸となって戦っていきます
今週末は各地でそれぞれの選手が目標に向かい、試合に出場しています