どこよりも早い?! 横田アジア室内インタビュー
こんばんは
アジア室内で銅メダルを獲得した横田真人(総2)に
直撃インタビューをしてきました
ピースとかしないの?
「いや、真面目に写ります!」
今回のアジア室内にはどういう目標を持って臨んだのですか?
「具体的には室内日本新を出すこと、そしてファイナリストですね。
あと、これまでやってきた冬季練の成果を確認して、
実戦的に足りない部分が何か把握できれば、と思っていました。
記録は届きませんでしたが、結果には満足しています。」
*横田の記録は室内日本新にあと0.21秒と迫る1分49秒30でした。
どういうレース展開でしたか?
「予選、準決勝も3位通過でした。
前半から前に出てペースを作っていく予定だったんですけど、
スピードが出ず、後半型になってました。
前半下がって、ラスト1周(200m)で拾うという展開でした。
室内(選手権)はカーブが急な200mトラックで行われるので
足の短い日本人選手に不利と言われているのですが、
強豪揃いのアジアのトップ選手の中で
ラストで勝負できたことは自信につながりました。」
世界陸上から5ヶ月あまり。世界に手ごたえは感じましたか?
「世界陸上では全くラストで歯が立たなかったのですが、
今回はラストに力を残し戦うことが出来ました。
この時期に記録が出せたことは自信につながりましたし、
実戦経験を踏ませていただいたことで、モチベーションも上がりました。
春が楽しみです。」
今年の目標はどのようなことを考えていますか?
「まずは日本新記録と北京A標準切りですね。
北京は多分A標準を切らないと連れて行ってもらえないと思うので(笑)
でも、焦って北京を狙うのではなく、
これからまだ先が長いので、長い目で今後を見据えて、
今年は足りない部分を克服し、来年、その先へつながる1年にしたいですね。」
今後の課題としては?
「前半からレースに乗るということですね。
あと、冬季練から切り替えてスピードを上げること。
スピードは春でカバーできると思います。
それに応じてラストも上がってくると考えてます。
あと、アジアジュニアでは優勝できたものの記録は良くなくて、
これまで海外遠征にあんまりいい思い出がなくて苦手なったんですけど(苦笑)
今回の結果で海外遠征に対する苦手意識は薄れました。」
ところで、カタールはどうでしたか?
「何もなくて暇でした!(笑)
今後はアジア以外希望です!」
話変わって、中距離パートチーフとしてはどうですか?
「僕は慶大競走部は指導者がいないので
引っ張る者が結果を出す責任があると思っています。
結果を出せれば、競技に対する姿勢や練習内容などで
パートや部を引っ張っていけると思ってます。」
中距離パート全体はどうですか?
「結果につながる練習が積めているのではないかと思います。
去年と大きくコンセプトを変えて練習メニューを組んでいるのですが
今のところ成功していますね。
中距離パートは4人しかいないので、まとまりやすいですし、
協力しやすいので非常にいいパートになっていると思います。」
パートとしての目標は?
「僕は全員に関東インカレに出てもらいたいと思っています。
そのためにも六大で経験を積んでもらおうと考えています。
他パートにもいい選手がたくさんいるのですが、
競技的にも、それ以外でも中距離が引っ張っていきたいですね。
将来的には中距離パートで関カレ1部残留を決めて戦えるような、
慶應には中距離があるから大丈夫、と言えるようなパートにしたいです。」
最後に合宿に向けて一言お願いします。
「そうですね。合宿では実戦的な練習を取り入れて、
もちろんスピードも上げながら、
冬季練での課題を明確にして、取り組んでいきたいですね。
また沖縄合宿のあとのグアム合宿では
リレー合宿ということで、チームとして意識を高く持って、
結果を出すためにまとまれるようにしたいです。
やっぱりリレーで結果出すのが一番ですから。」
ありがとうございました!
以上、横田中距離パートチーフでした
明日からいよいよ沖縄合宿です
六大、そして本格的シーズンに向けて、最終段階です
沖縄からも練習風景、選手のメッセージなど、
たくさんご紹介させていただく予定なのでご期待ください