同志社戦事後特集
6月15日に行われました慶同戦では、男子41‐23、女子31‐9で男女ともに慶應が勝利しました!
ホーム日吉グラウンドという地の利も生かし、多くの選手が幅広く得点し、男子9連勝、女子5連勝を達成しました。
関東インカレ直後の公式戦ということでコンディションの厳しい中、男女ともに春シーズン最後の公式戦を勝利で終えることができました。
今回は大会新を記録した選手から、慶同戦を振り返りコメントをもらいました。
男子4×200mリレー優勝!!
Q1. 試合中に意識していたこと/当日のレース展開について
Q2.ホーム日吉グランドで走ったことについて
1走:山縣亮太
A1. 100mと同様の意識だったが、前半は落ち着いて余裕を持って入り、残り100で再加速することを意識した。前半予想外に前との差が縮まらなかったが、その後は思ってたようなレース展開だった。
A2.日頃練習しているトラックが試合会場になると、少し緊張感のある雰囲気に変わり、新鮮な気持ちだった。トラックはいつも通り硬かった。
Q.今後の8継(早慶戦)に向けて考えていること
A.バトンパスの収穫があり、バトンを極めれば早慶戦でも十分優勝と日本記録が狙えると感じた。練習でバトンの精度を上げることとは当然だけど、あらゆる状況に臨機応変に対応できるように、細かいことを意識し過ぎず、あと3ヶ月調整してゆきたい。
2走:藤直也
A1. 八継の最大の難所はバトンパスでした。度重なる重要な試合のため、十分な練習をバトンパスに割くことはできませんでした。さらに当日は風が強く不安は更に大きくなりました。ですが練習どおりにやれば大丈夫と思い、そして応援の声のお陰でレースの始まりにはよく集中することができました。大会新を出すことができたのはメンバーそれぞれが不安を集中でカバーしたことが大きな要因だと思っております。
A2. 日吉は普段練習している場所でもあり、他の競技場にくらべ少し緊張感を感じにくいところではあります。ですが、早慶戦の舞台は日吉です。ひたすら集中を心がけました。
3走:吉田直人
A1. 後半に失速だけはしないように気をつけて走りました。
A2. ホーム開催ということもあり、近くに審判や補助員の部員がたくさんいたので、リラックスして走ることができました。
4走:野村隆太
A1. 走力は上回っていたため、バトンパスを確実に行うことを共通認識として持っていました。実際、山縣が1走で大きなリードを作ってくれたので、落ち着いてバトンを受け渡しできました。
A2. 慣れている場所なので落ち着きます。また応援席との距離が近いので、応援がより力になりました。
男子100m
優勝:山縣亮太
Q.同志社戦で大会新を出しての感想
日本選手権から少し走りに改善を加えたが、選手権後一週間何もトレーニングなどをしていなかったので、そこまでタイムが出るとは思っていなかったので、予想外に嬉しかった。
Q. 試合中に意識していたこと、当日のレース運びについて
スタートであまり前に出ようとせず、接地するポイントを以前より後ろにすることと、膝下の巻きをしないよう注意した。中盤で抜け出て、トップスピードの差で後半も伸びる良いレース展開だったと思う。
2位:小池祐貴
Q. 同志社戦で大会新を出しての感想
意識はしていませんでした。来年からは山縣さんの記録を目指したいです。
Q.試合中に意識していたこと、当日のレース運びについて
自分のスタイルで周りを気にせず、本来の中盤の伸びを意識しました。
Q.ホーム日吉グランドで走ったことについて
試合となると多少は普段と違う感覚でしたが空気に慣れているのでリラックスできました。
女子4×100mリレー優勝!!
Q1. 当日のレース展開について/ 試合中に意識していたこと
Q2.ホーム日吉グランドで走ったことについて
1走:荻原さや
A1. 絶対に全カレ標準を切る!と意識して臨みました。
私は寸前まで他の種目もあったため、あまり良い走りができたとは言えず、バトンもギリギリになってしまいました。
でも、大会新はもちろん嬉しいですし、全カレと塾新を狙える位置にあることが分かったので、次の試合で必ず更新します!
A2.良い環境で練習していると改めて感じたし、応援、補助員、サポート、どの競技をしていても近くに仲間がいて、本当に心強かったです。
また応援に来てくれた家族や友達、そしてはるばる来てくれた同志社の方々にも感謝です!
2走:竹内爽香
A1.
岩部さんにバトンをしっかり渡すことを考えていました。わたし切るまでスピードが落ちないように走れたと思います!
A2. いつもの練習のところでできたので、リレーのバトンもやりやすかったし、楽しかったです。
3走:岩部佳穂
A1. 関カレではバトン運びがうまくいかなかったので、ちゃんともらって渡すことのみをイメージしていました。試合前はうまくいくかどうか不安でしたが、応援席がとても近くて、若き血が聞こえた時にはこれはやるしかない、と思いました。走り出したら追い風をもらってスムーズに加速でき、自分の走りをすることができていたと思います。
しかし、あと0.1秒で全カレの標準切りを逃してしまいました。四継のチームとしての一体感は一層高まった試合でしたが、0.1秒分なにが足りなかったかを考え次に臨みます。
A2. 日吉は安心感がありましたが、試合中はあまり関係ありませんでした。日吉はとても走りやすく、タイムもでます。普段とても恵まれた環境で練習できていることを改めて感じました。
4走:工藤裕実
A1. 全力で走り抜けることだけを考えていました。バトンで少し失敗してしまったので、次の機会があるならばまた全カレ標準切りに挑戦したいです。
A2. 新鮮でしたが、とても走りやすかったです!!また、去年の京都で行われた同志社戦と違って、部員のみんながすぐ近くにいるのがとても心強かったです。
女子400m:工藤裕実優勝!!
Q.同志社戦でPB、大会新を出しての感想
久しぶりに自己ベストが出せてよかったです。今シーズンはずっと記録が低迷していたので、自分でもほっとしています。自己ベストを最後に出したのも昨年の同志社戦だったので、相性の良い大会なのかもしれません。
Q.試合中に意識していたこと、当日のレース運びについて
直前に幅跳びに出ていて少し疲れていたのですが、最低限優勝しよう、と思って走りました。レース中は、バックストレートで上手く加速にのれ、そのままリズムを崩さずカーブにつなげられたのがよかったのだと思います。
選手達の声から、少しでも白熱した試合の様子が伝えられれば幸いです。
次の公式戦は9月の日本インカレ、早慶戦となります。夏の厳しい練習を乗り越え成長した姿をお見せしたいと思っております。
今後も慶應競走部へのご支援、ご声援の程よろしくお願い致します。