指定校推薦:渕脇慶伍

プロフィール

  • 氏名:渕脇慶伍
  • 学部学年:法学部政治学科4年
  • 出身校:横須賀高校(神奈川)
  • 所属パート:中距離
  • 自己ベスト:800m:1’54″49 1500m:4’12″00

慶應を選んだ理由

〔慶應法学部を目指した理由〕
小学生の頃にニュースと法律に強い興味を持ち、慶應法学部の政治学科では法律の知識だけではなく社会全般の幅広い分野の学問に触れることができると知り、目指すようになりました。それと同時に慶應への憧れも強まり、高校に入ってからは慶應にしか行きたくないとさえ思うになっていました。
〔慶應競走部を目指した理由〕
小さい頃に陸上の早慶戦を観戦したことがきっかけです。当時から陸上をやっていたのですが、記録会しか経験したことのない私にとって、2校での対校戦は強烈なものとして記憶に残りました。実際に高校時代に競走部について調べ、主体的に活動して強くなろうとしている様子が伝わってきたことで、入部したいという気持ちがさらに高まりました。

入試対策

私は指定校推薦で法学部政治学科に入学しました。高校入学前に慶應法学部で学びたいと考えていたため、自分の通う高校に指定校推薦があることはもちろん把握していました。しかし私にとってネックだったのが理数系の科目でした。中学時代に苦手意識を感じた理数系の科目も指定校の選考として使われる成績に含まれる上、毎年慶應法学部の指定校推薦の枠を狙う生徒は多く、非常にレベルの高い争いになると聞いていたので、半ば諦めていました。
私は3年かけて受験の3科目を磨いて慶應法学部に挑戦しようと決め、計画的に勉強に取り組んできました。実は高校3年生になってからも指定校のことはあまり気にせず、一般入試に向けた勉強を重ねていたのです。そして3年の秋に指定校推薦の募集が始まり、慶應に行ける可能性が少しでもある行動は取ろうと考え、学内選考に応募することにしました。気持ちとしては一般受験で勝負をするつもりだったので、指定校推薦についてはあまり気にせずに勉強を継続していたのですが、その年は成績優秀者の多くが違う大学を志望していたこともあり、慶應法学部の指定校推薦の枠を頂くことができました。
指定校は半ば諦めていたとは言うものの、自分の性格上、日々の定期テストでもある程度の点数をとっていたのが幸いした形でした。慶應の指定校推薦があるという事実が意識の根底にあったことが最終的にこの結果に繋がったとも思います。

慶應競走部の魅力

慶應競走部の魅力は、なんといっても恵まれた環境です。日吉の陸上競技場は基本的に競走部がメインに使うことができます。練習時にフィールドまで使って思いっきり練習ができるのは大きな魅力です。また、受験生にとっても印象的だと思われる銀杏並木も私たちにとっては恵まれたものだと思っています。景色はもちろんですが、あの並木は坂ダッシュにうってつけの傾斜であり、200mほど確保できるという素晴らしい練習場所なのです。ウエイトやパワーマックスなどの器具が充実しているのも魅力です。
「人」の魅力は他の方々も紹介してくださっている通り素晴らしいのは間違いないので、私の方からは敢えて環境の魅力をご紹介しました。

受験生に向けてメッセージ

慶應競走部で活躍しようと考えている皆さん。まずは『自分の高校に慶應の指定校推薦枠があるか確認して欲しい』というのが私からのメッセージです。
全学部を合わせればかなりの数の慶應の推薦枠がある高校もあると聞きます。指定校推薦は、他に人との兼ね合いにもよりますが、長い時間努力を続けることができれば、決して不可能な入試方法ではありません。まずは自分の学校に指定校の枠があるのか、そしてその評定の基準はどれくらいなのか、例年どのような人たちが指定校推薦で行っているのか。このあたりを調べることを強くお勧めします。
もし指定校があるならば、日々の積み重ねを頑張って欲しいと思います。こじつけかもしれませんが、陸上競技も積み重ねだと思います。私たちとともに慶應で競技ができる日を目指し、日々の勉強に取り組んでいただければこれほど嬉しいことはないと思っています。
まずは高校でのご活躍を願っています。応援しています。

受験に関するお問い合わせはこちらまで
受験担当:向吉未来也 manager.keiotf@gmail.com

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