AO入試:酒井由吾

プロフィール

  • 氏名:酒井由吾
  • 学部学年:環境情報学部3年
  • 出身校:都立南多摩中等教育学校(東京)
  • 所属パート:跳躍
  • 自己ベスト:走幅跳:7m79

慶應を選んだ理由

私には「自分の人生は自分で決める」という大切にしているモットーがあります。
人生の中にある、陸上競技人生ももちろん例外ではありません。私の人生で大部分を占める陸上競技だからこそ、大好きな陸上競技だからこそ、自分の人生(陸上人生)は自分で決めたいという思いをより強く抱いていました。そんな考えを持っていたため、自分で考えて行動している現役選手や卒業生が多い慶應大学に強く惹かれ、進学先に慶應大学を選びました。

入試対策

私はSFCのAO入試で大切なのは、「私とは」という問いをひたすら問いかけて、自分と向き合うことだと考えています。向き合う中で出てきた興味関心のある分野や興味を持つに至った経緯、自分のアイデンティティを2000字の志望理由書にまとめるのがSFCのAO入試だと考えています。そして二次試験の面接では志望理由書に書いた内容を詳しく説明するだけです。
私の場合、心理学の特に思い込みについて特に興味があったので、「思い込みが身体に与える影響」というテーマで志望理由書を書きました。このテーマは私が陸上競技に取り組む中で一つの興味として持っていたことでした。しかし、はじめからこのテーマに興味があると分かっていたのではなく「私とは」という問いかけで自分と向き合い、自身を見つめ直したことで、心理学という分野に興味があること見つけることができました。
ここで大切なのは自分が生きてきた中で本当に興味を持ったものであるということです。当たり前のことだとは思いますが、これは大切なことです。面接では突拍子もない質問が投げかけられます。本当に興味がないことを元に志望理由書を書いてしまうと興味がないからそのテーマを深掘りもできませんし、自分なりの答えで返答できません。
私の例で言うと、『陸上で心理と身体は密接に関係していると感じたことから心理学に興味を持ち、その中でも思い込みによって身体に制限されていると感じた実体験から特に思い込みに興味を持ちました。』というように詳しく自信を持って説明できます。
繰り返しになりますが、「私とは」と問いかけて自分と向き合い、本当に興味があることを見つけることがとても大切です。そして「私とはこんな人」と自身のアイデンティティを含めた説明できるほど自身と向き合えていれば、自信を持って返答できると思います。

慶應競走部の魅力

慶應大学を選んだ理由に述べましたが、自身で考えて試行錯誤している選手が本当に多いです。そこが慶應大学の競走部の魅力だと考えています。正解がわからない陸上競技において自分で考える事は、容易ではありません。しかし、その容易ではないことに果敢に挑戦して、自分の力で自分の道を切り開く選手が多くいる環境はあまりないと思います。そして、その仲間と共に高め合える環境がこの慶應大学競走部の魅力です。

受験生に向けてメッセージ

AO入試を通過するのは容易ではないですし、覚悟が必要だと思います。先ほど競走部の魅力は容易ではないことに果敢に挑戦していく事とお伝えしました。もし皆さんも競走部員の一員になると志したのであれば、まず第一歩として受験に挑戦してみてはどうでしょうか。不安だと思いますが乗り越えて慶應大学で一緒に陸上競技をしませんか?
最後に、偉そうなことをつらつらと書いていますが私も面接前は緊張しました。そんな時は面接室に入室する前に一言呟いてみてください。
「ショートコント 面接」これを呟くだけで不安が笑いに変わり、楽しく面接に臨めます。

受験に関するお問い合わせはこちらまで
受験担当:向吉未来也 manager.keiotf@gmail.com

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