4年生特集②

こんにちは!2年全体マネージャーの桝田です。

昨日に引き続き、4年生の、4年間を表す一言・総括を紹介してまいります。
4年生の一人一人の思いがつまった特集となっております。ぜひ最後までお読みください!


越宗洋暁(短短/法法)

「誰のために走るのか」

▶これは僕が体育会競走部に入部してから今に至るまで、ずっと考え続けていたことです。

皆さんは誰のために陸上競技に取り組んでいますか?
僕は家族、そして仲間のために走っています。
僕は入部当初からあまり実力のある選手ではありませんでしたし、公式戦のメンバー争いに絡むこともほとんどなかったので、専ら自分の目標達成をメインにして競技に取り組んでいました。
しかし、入部してから3年生までは全く結果を残すことができず、PBすらも更新できていない状態でした。そして精神的にも辛い時期が続いたため、走ることが本当に嫌になってしまい、「もう、やめようかな」と何度も考えました。

でも幸運にも、「競技をやめること、諦めること」を思い留まらせてくれる存在が僕にはいました。
それは遠くからいつも応援し、支えてくれている家族、そして一緒に練習で切磋琢磨し、結果が出たときには共に喜び、結果が出せない時に共に悔しがってくれる競走部の仲間たちです。

正直、この人たちがいなければ僕はもうとっくに走ることを辞めていたと思うし、今シーズン、関東インカレに4継で出場し、個人種目でPBを4年ぶりに更新できたのも、全て自分ではなく家族、仲間への恩返しのために走った結果だと自信を持って言えます。

僕は競走部の皆んなにより充実した競技生活を送って欲しいと思っています。なのでそういう思いを込めて、この「誰のために走るのか」という言葉を選びました。

もちろん全員が自分以外の誰かの為に競技に取り組むべきだとは言いません。
ただ、挫折しそうになったとき、そして辛くてどうしようもないとき、隣で支えてくれる存在がいることは凄く大切なことだと思うんです。
そして、その人のために競技に取り組んでみることで、今後の自分自身の競技生活をより充実させれるのではないでしょうか。

*(僕が最後まで全力で競技に取り組めたのは、今まで僕に関わってくださった全ての方々のおかげです。本当にありがとうございました。部を引退しても競走部の更なる飛躍を願っています!)

 

 

 

 

 

 

お話ししていると節々から部への愛、仲間への愛が感じられる越宗さんらしい一言です。最後の1年、思うようにいかないことも多かったと思いますが、越宗さんの存在感の大きさを感じました。越宗さんが仲間のおかげでやめることなく続けてこられたように、越宗さんも何人もの人にその影響を与えてこられたのだと思います。
阿川さんのあいみょんもですが、越宗さんのトレ室で流すEDMを聞けなくなるのも寂しいものです、、、たまにトレ室で流しますね!


坂口天城(副将/短長/法法)

「2870日」

▶これは、4年間というより陸上人生を表す一言です。初めて400mを走った中学2年生のときから大学4年の早慶戦まで2870日間400mという競技だけに向き合ってきした。
走るたびにもう2度と走りたくないと思い続け、2870日間も耐えた自分を褒め称えたいと思います。やめたいやめたいと何度も口にした400mだったけれど、最後まで続けてよかった。この作り上げられた400mを走る鬼メンタルは間違いなく一生ものです。
400mありがとう。
感謝するぜ お前と出会えた これまでの
全てに‼️!
でももう死んでも走らないよ。

 

 

 

 

 

入部当初から圧倒的なオーラを感じていました。今も変わらずそう思います。
天城さんが2年生のときに走った関カレのマイルのことは、のちのちにも語り継がれるものではないでしょうか。
最後に400mにお礼を言うなんてさすがです、、、400mに感謝してるならば恩返ししなきゃですね!次のステージでも走り続けてください!!


柴田有仁(短長/理工)

「リズム」

▶4年間を通して、思うような練習ができなかったり、部活や勉強などで忙しく、心身ともにしんどい時がありました。しかし、どうすれば真剣にやりつつ、それらをこなしていけるかを考え、その生活リズムを作っていくことで4年間走り切ることができました。また、4年生の最後でPBを出した400mhも、リズムを意識したからこそ、タイムが伸びたと考えています。なので、4年間通して意識し、自分の競技においても大切な「リズム」を4年間を表す言葉として選びました。

 

 

 

 

 

柴田さんが走っていると、ついつい目で追ってしまいます。もっともっと柴田さんの400mHが見たいというのが正直なところです、、、!
私には想像できないほどの忙しさ、大変さだったと思いますが、それを乗り越えた柴田さんに怖いものはないと思います!

(人生で一度も二重跳ができなかった私は柴田さんからタイミングが違うというアドバイスをいただきました。柴田さんの二重跳びのリズムを意識し、跳んでみたらなんとすぐにできるようになりました!!今思えば、これもリズムを大事にしていた柴田さんだったから気づいた点だったのでしょうか?その節はありがとうございました!!)


島崎健一郎(短短/理工)

「冒険」

▶短短4年、理工学部所属の島崎です。

自分は高校1年から陸上競技を始めて、大して速くはなかったものの、このまま中途半端には終われない、と大学でも陸上を続けることを決心しました。中学はテニス部で、高校では何やろうかなとフラフラしながら偶然のように始めた陸上競技で、大学生活を捧げて続けるとは微塵も想像していませんでした。

さて大学4年間、色々なことがあった4年間なのでどんな言葉をあてはめても正解に思えるのですが、自分の中で選んだ言葉は

「冒険」

です。振り返れば入部した当初は走りのかけらも知らない、ほぼ無知の状態で入りました。そこから様々な先輩やコーチ、マネトレの方々からアドバイスをもらいながら、僕は4年間速い走りを見つける冒険に出ていました、それで冒険するのが楽しくなってしまったのでした。冒険は、時には迷走になりますが。

また、一緒に冒険を共にしてきた同期や部員、サポートのみんなには感謝でいっぱいです。

冒険といえば、今ちょいちょい観ているワンピースを連想します。
助け合いながら、冒険を重ねるにつれて強くなる。まさに麦わらの一味のように。

変な文章になっちゃいましたが、まだあと2年ほど冒険は続けさせていただきたいです、藤木主将。

お、お、おれは、短距離王になる!

 

 

 

 

 

よくスタンドでビデオを確認し、試行錯誤されている島崎さん。私が入部したての頃は、とても話しやすい島崎さんの存在に本当に助けられました。感謝しています。
そんな島崎さんから日頃の練習でワクワク感を感じるのは、その冒険心が見えるからかもしれません。
まだまだ冒険は続きますね、島崎さんの冒険にもお供できればなと思います!


新藤史也(短短/法法)

「必死」

▶うまくいかないこともキツいこともたくさんあったけど、必死にやりきれた4年間だった。

 

 

 

 

 

あまり多くを語らない新藤さんらしい4年間の総括です。内に秘めたものをもっと引き出してみたかったなとも思います。
日頃から練習にまじめに、ひたむきに取り組む姿を見てきました。今年は惜しくもPBタイとなりましたが、まじめに取り組んでらっしゃる新藤さんをかげながら応援しておりました。
4年間必死に取り組んできたことですし、今後は肩の力を抜きながらがんばってください!


関汰玖真(短長/理工)

「登山」

▶4年間を一言で表すことはすごく難しいなと感じました笑 強いて言うなら、「登山」だったのかなと思います。それも険しくも恵まれた登山だったと思います。
大きな目標を胸に2018年の4月に慶應義塾大学競走部に入部しました。結論を先に述べると入部当初に掲げた目標、山を登ることはできませんでした。それどころか、4年生になるまで自己ベストすら更新できず、ずっと「自己ベスト更新」という山を登り続けていました。正直更新できない自分がもどかしく、自分を嫌いになりかけた時もありました。それでも諦めず、陸上に対して青春を注ぐことができたのは、一緒に練習を頑張ってくれる同期や、後輩、そして、競技面で多くのサポートをしてくれるトレーナさんやマネージャーさん、指導してくれる方のおかげだと思っています。心から感謝しています。本当にありがとうございます。そのおかげもあり、今シーズン序盤はとても苦しみましたが、自己ベストを更新することができ、無事に山を登りきることができました!
4年間振り返ると、すっと登れると思っていた山はとても険しい山でした。ただ、その登山の途中での出会いは本当に恵まれていて、この出会いは僕の宝ものです。これからもいろんな山にチャレンジしていきたいと思います!4年間ありがとうございました!

 

 

 

 

 

関さんと聞いて思い浮かぶのは「理論の体現」です。目標をお聞きしたときに「理論の体現かなー」と教えていただいたのですが、難しいことを言うな、、と思いました。そんな理論を体現できたからこその、自己ベスト更新ですね。(まだまだだとおっしゃると思いますが)
コーチの高野さんや、短距離ブロックに限らず、他ブロック、トレーナーさんからもたくさん吸収している姿はとても印象的です。部で一番の吸収力だと思います。
これからも関さんの登山にお供させていただきたいです!

武政龍之介(主務補佐/短短/法政)

「永遠内省」

▶私にとってこの4年間は、もっと成長するために、かっこいい自分になるために、自分自身と向き合い続け、成長できた時間だったと思います。
そしてこの経験は、自主性を重んじる慶應の環境だからこそ味わうことができたものだったと感じています。
振り返ってみると辛いことの方が多い4年間でしたが、どんな時でもそばで支えてくれた仲間には感謝しかないです。
今までありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

武政さんは実をいうと話しかけづらかった方のうちのおひとりです、、、ですが、お話してみるととても親しみやすい方でした。
冬の夜、みんなが練習を終えたころに競技場でひとり練習をはじめた武政さんからは、何か強さを感じました。
また、選手として日々練習を重ねつつ、主務補佐として、部を支えてくださいました。本当にありがとうございました。


いかがでしたでしょうか。

短短ブロック9人、短長ブロック11人と、短距離の4年生の存在感はとても大きいものでした。一人一人の個性があって、サポートしていて、お話ししていてとても楽しかったです。
4年生のさらなるご活躍を心からお祈り申し上げます。

明日以降も4年生特集を紹介してまいります!お楽しみに!

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