六大1日前!選手の意気込み〜投擲〜

こんにちは!
全体マネージャー新2年の橋本です。

本日も第54回東京六大学対抗陸上競技大会に向けた選手の意気込みをご紹介いたします!!!

ついに六大1日前!!!
六大マネブロのおおとりを飾るのは投擲ブロックです!
「全投擲部員が自己記録更新が合計20m」というブロック目標を掲げる彼らですがどういった結果を叩きだすのか楽しみですね!
それでは紹介に移ります!

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【円盤投】
☆中野敬太(4年、法政)

 

 

 

 

 

私が皆さんと戦える最後の六大学がついに来てしまいました。
寂しいです。
もっとみんなと陸上をしたい。
日に日にそんな思いがこみ上げて来ますね。

このコメントを書くに当たって、投擲部員に相談をしました。
どんな文章を書くのがいいかなあと。
「中野さんが真面目にしてるだけで面白いですよお」
…。
??????
ふざけるな。
俺はいつだって真面目じゃないか。
ということで今回は真面目に六大学への想いを書いて
投擲の奴ら含め競走部の部員を感動の海に沈めてやろうと思います。

今回の六大学ですが、
意気込みは『感謝の一投をする』に尽きるかなあと思います。

何と偶然なことに、私が前回出た試合は2年前の六大学です。
その六大学の後にすぐ留学に飛び立ってしまい、
アメリカではホストマザーのメキシコ料理が美味しすぎて
ブクブクしてしまったので
帰国後もずっと試合に出れずにいました。

しかし、そんな間にたくさんの感謝に出会いました。
まずは、留学に行かせてくれた先輩や同期
急に現れた留学帰りの私を暖かく迎えてくれた後輩
そんなみんなのおかげで今は本当に楽しく部活動をすることができています。
本当にありがとう。
そんなみんなへの感謝の気持ちを結果として表すために、
全力で円盤を投げます。

最後に、皆さんはこんな言葉を知っているでしょうか。
「感謝の心を持ってして超えられんもの無し」
かの有名なパブロ・ピカソが言ったとされる言葉です。

最後の六大学。
ありがとう。その一心で全てを超えます。

 

【女子やり投】
☆カラガイリオナ(3年、総合政策)

 

 

 

 

 

I am given an opportunity to score, and I will… hopefully…
精一杯頑張ります!

 

【男子やり投】
☆鐘ヶ江周(4年、環境情報)

とうとう最後の六大です。

この文を通して、
色々な思いを綴ろうと思います。

国立大学の試験を終え、
たった1ヶ月後に初めて出た大会が
六大学でした。
同期には畦地くん(以下、将史)という
スーパースターがいましたが、
彼は何故か六大学には来てませんでした。
(当時の彼はそういう奴でした)
←将史、決してディスってないぞ

やり投げに強い奴らが入ってきたと
若干ちやほやされながらも、
5月には関東インカレ2部落ちをくらい、
めちゃくちゃ悔しい思いをしました。

それでも1年の慶同戦以降、
着実に記録を伸ばし、
日本代表だった
将史の背中に近付いてきたと
思っていました。
今振り返ってみると
先輩方がめちゃくちゃいい環境を
提供してくれていたことに、
環境を作る側の人間になって
気が付きました。

そして2年生。

皮肉にも僕の甘い考えを
ぶち壊したのは六大学でした。
1投目に68m台の会心の投擲をするも、
将史は71mを1発投げて、
後はパスしやがりました。
(確かどこか痛めていたんじゃないかな)
この時、こいつにはもう勝てないかもと正直思ってしまいました。

その後の関東インカレでも
4位という情けない結果で、
チームにあまり貢献出来ませんでした。
(1部に戻れたけど)

それでも大好きな
やり投げに向き合い続けて、
どうにか秋の早慶戦で69を投げました。
全カレには出れなかったけど。

そしてとうとう3年生。
絶好調の最中、
六大学は開催されませんでした。

そこから夏まではものすごく長い長い
自粛期間でした。

他大学が練習を再開する中、
僕達は自粛し続けました。

慶應大学の決定は、
1人の大人として、
正解だと思っていたし、
外で練習している奴らは
狂っていると正直思ってました。
だから、
そいつらには負けたくないと
思って家でできることを
一生懸命やりました。
3ヶ月も。

夏には練習が再開しましたが、
僕の身体は完全にやり投げを
忘れていました。

しかし、
競技場の利用再開と共に、
改めて使わせて貰っている
環境のありがたみを感じました。
競技場だけじゃなくて、
助けてくれるマネージャーやトレーナーの存在もあり得ないくらい有り難いと再認識しました。(中高にマネージャーがいなかったから尚更)

メンタルヘルスの研究している
僕のゼミの教授は、
「幸せとは有り難みだ」と言っていて、
確かにその通りだと思いました。

足ることを知る人間になりたいなと思い、
現状を受け入れるようになりました。

それでも関東インカレはダメでした。
あの大会は僕が得点を取らないと
いけない大会でした。
自粛期間に外で練習してた奴を沈めると
決めていたのに、
全くダメでした。

慶應があんな点数になったのは、
主力として出た僕の責任です。
(由吾も同じこと言いそうだけど笑)

本当に申し訳ない。

正直相当落ち込みました。

それでも、
仲間たちと現実を受け入れて、
段々戦う覚悟が出来てきました。

この冬はいつもの2倍の練習をしました。
飯食ってる時も、風呂入ってる時、
寝る前も、通学中も、仕事をしている時も
やり投げのことを考えてました。
自分でも笑っちゃうくらいやり投げが好きなんだと思います笑

そして冬季が明けて、
1発目の国士舘。
達也が61m投げてくれたことは心の底から嬉しかったけど、
62mという記録だった
自分の情けなさにすごく落ち込みました。
けど、考えてみたら算段が甘すぎました。

よく整理したら、
全然準備出来てなかった。
恩師の今田先生からの教えを
見返してみると、
基本的なことが全く出来てない
素人だったことに気が付きました。
己が下手さを知りて一歩目って言うけど、
いつのまにか、
自分はある程度力があるとか
過信していました。
でも本当はもっと弱いんです。

そして迎える最後の六大学。
僕は弱いけど、
1.2年の時よりずっと
成長していると思います。
全然恩返し出来なかった1個上の先輩方に
自慢出来るような投擲をしたい。
最善の準備をします。

最近、
感謝って
謝りたいって感じることだったんだと
気付いたんです。

この3年間を振り返ってみると、
謝りたい人が沢山いました。

ただ、謝るだけじゃなくて、
ありがとうって言えるようにちゃんと
結果を出したいって今は思います。

正直どんな結果になるか想像できないけど、
応援してもらえるとめちゃくちゃ
嬉しいです。

☆畦地将史(4年、法法)

肩が挙がる!

72m投げてPB!

以上!

 

1日前を意識したポーズで集合写真を取ってくださいました!!!!!

 

 

 

 

 

 

↑左から中野、カラガイ、鐘ヶ江、畦地

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いかがでしたでしょうか?
投擲ブロックの熱量と面白さを感じる意気込みが沢山でしたね!!
今年の六大学は無観客での開催ですが、是非とも応援のほどよろしくお願いいたします!!!!!

以上となります!!!当日の結果もお楽しみに!
これにて失礼させていただきます!

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