第97回箱根駅伝予選会 総括

こんにちは!
1年マネージャーの甘利、空岡です。

10月17日(土)に第97回箱根駅伝予選会が立川駐屯地にて開催されました。
今年度は箱根駅伝本選出場という目標を掲げ、1年間活動して参りました。

当日は無観客試合となり、現地に足をお運び頂くことはできませんでしたが、テレビ越しやZoom上、またSNS上などさまざまな所でたくさんのご声援を頂いたこと、この場をお借りして感謝申し上げます。ありがとうございました。

コロナウイルスの流行により、たくさんの変更を余儀なくさせられ例年とは違う1年を過ごしたものの、先月の慶大競技会ではPBを出す選手が非常に多く、非常に勢いと良い流れを感じながらスタートを迎えることができました。
当日はこの秋一番の寒さ、最低気温12度、最高気温13度に加えて雨風のある、昨年とは一変した非常に難しい天候の中行われました。

結果は 第19位 10時間43分49秒でした。

10位以内に入り、本選出場という目標を達成することはできませんでしたが、昨年の記録を約45分上回り、順位を8つ上げることができました。そして出走した選手のうち上位7名の選手は塾記録以上のタイムで走破しました。

また、チームトップの杉浦は塾記録を2分弱更新し、個人順位55位で学生連合チームにも選出されました。

私達もチーム一丸となり、慶應を代表して杉浦が新春の箱根路を走ることができるようサポートし、ベストな状態で送り出すことができるように全力を尽くして参りたいと思います。

当日走った12人の選手にも総括してもらいました。

*金子大将(環4) 66’33″ 339位(チーム内11位)
先日の箱根駅伝予選会、応援ありがとうございました。
今回の予選会は補欠としてエントリーされましたが、本番直前に巡り巡って出走の機会をいただきました。66分切り、チーム10番以内を目標に出走した中、結果としては66分33秒、チーム11位と目標に一歩及ばずに終わりました。
このような結果にはなりましたが、最後の公式戦に出場することができ、3年連続の出走を果たせたこと、そして2年ぶりにハーフマラソンの自己記録を更新し、約5分その記録を縮めることができたのは大変大きな収穫となりました。
本来出走する予定だった後輩たちの代わりを務めるのに恥じない走りを全うできたと考えています。
来年は今年チーム10番以内に入った選手が全員在校生として残り、さらに有力な新入生の入部も見込まれます。本年度以上の活躍が期待されますので、今年の出走選手はさらに上を、出走を果たせなかった選手(特に現1年生)もまずはメンバー入りを目指し、チームの上位層に対し、追い上げられる危機感を与えられるような、そんな成長を遂げる1年を過ごしてほしいと思います。
来年以降は、保科コーチ体制のチーム作りに微力ながらも現役部員として携わった立場として、チームを応援させていただきます。
4年間、ありがとうございました。

*印藤剛(経3) 64’07″ 181位(チーム内5位)
8月末に怪我をして、あまり距離を積めなかったという不安の中でのレースになりました。結果は、最低限の走りはしたなというタイムでした。本戦に出るためには、最低限の走りでは足りないと思います。自分はあと1回しか予選会には出られないので、確実に強くなって来年の予選会に戻ってこようと思います。応援ありがとうございました。

*司代隼(法3) 63’27″ 114位(チーム内2位)
突っ込んでそのまま粘り抜くという展開で、自分の殻を破ることができました。最近は守ったレースばかりだったので、この経験は今後に自信になると思います。
ただ、チーム、個人ともに順位には満足していません。
来年の箱根復活の為に、日本人トップの集団で競り合える選手になって、この場所に帰ってきます。

*清水拓哉(法3) 64’11″ 196位(チーム内6位)
去年の予選会からの1年間、非常に苦しい時間を過ごしました。半年間の怪我、そこからの長い復帰期間、予選会直前に再び怪我。そんなこんなで、今回の予選会が1年振りのレースとなってしまいました。そのような状態での今回の結果は、無難にまとめたと言えるのかもしれません。
しかし、箱根駅伝出場を目指すチームの上級生としては不合格の走りでした。来年こそは、チームに貢献する走りが出来るよう1年間精進したいと思います。
沢山の応援ありがとうございました。

*杉浦慧(法3) 62’53″ 55位(チーム内1位)
まず個人として。塾記録を約2分更新する、会心の走りができたと思います。ラストの約6㎞は全体22位と、目標にしていた後半上げていくレースができました。今年は予期せぬ状況が続く中、自分をコントロールするのが難しかったですが、その分努力し、それが報われて本当にホッとしました。今後も更なる高みを目指して頑張ります。
次にチームとして。27位からのジャンプアップ。コースは違えど、昨年より44分早く、チームの7人が塾記録を更新できました。苦しい中でもできることを最大限にやってきて、それを結果に結び付けられ大きく成長できました。上が見えただけに、その箱根駅伝との距離は痛感しましたが、1人1分、また新たな1年、死に物狂いで頑張ります!

*鈴木輝(理3) 69’02″ 406位(チーム内12位)
応援ありがとうございました。
元々寒さと雨というコンディションが苦手であることを自覚していながら、当日もそれを克服できずに失速する結果となってしまいました。その当時の自分の力は出し切ったつもりですが、チームメイトの多くが好走する中、自分はチームに貢献できなかったという現実に申し訳なさと悔しさを感じます。この気持ちを忘れることなく、今より一回りも二回りも逞しい選手になれるよう、また1年間精進してまいります。そして、来年の予選会では今回の借りを返すべく、必ずやチームに貢献する走りをし、チームを箱根駅伝本戦出場に導きます。

*内藤拓海(商3) 65’24″ 273位(チーム内9位)
予定より遅いタイムになってしまいました。ただ、当日の状態での100%は出し切れたので後悔はないです。初めての予選会は悪天候でしたが、楽しみながら走ることができました。来年度は、力を付けて本戦出場を勝ち取りたいです。応援ありがとうございました。

*前田拓海(法3) 66’12″ 322位(チーム内10位)
66’12でチーム内10位という結果でした。10月からAチームの練習でも完遂できるようになり、64’30は出せるという気持ちで臨んでいたため、不本意な結果となりました。

理由としては様々あると思いますが、今年のチーム目標の一つであった【3ヶ月間練習を継続した状態で予選会を迎える】ということができていなかったことが挙げられると思います。6月終わりから怪我で2ヶ月近く練習ができずに夏合宿にも参加できませんでした。今回の経験で予選会に向けては、しっかりとした準備ができていなければならないということを学べたので来年は夏合宿の練習も消化して自信をもって予選会に臨んでいたいです。

また、ラストイヤーとなるので箱根駅伝出場だけでなく、関東インカレでの入賞や全日本駅伝の出場などにも貢献できるような走りをしていたいです。

まだシーズンは続くので残りの試合で自己記録を更新できるように頑張っていきます。引き続き、応援のほどよろしくお願いします。

*朝倉万響(商2) 65’06″ 253位(チーム内8位)
予選会では、自分はチームでもギリギリ10番手に入れるかどうかの選手であったので、とにかくチームの足を引っ張らない走りをするために最低限65分30秒を切ると目標を設定いたしました。結果的に目標を達成することができましたが、高速レースとなったためこのタイムですら足を引っ張る形となってしまいました。来年もおそらくこのような高速レースとなることが十分予想されるため最低でも64分を切ることが必要とされると思います。
今回チームとしては予選会に出場することはできませんでしたが、10位との差は着実に縮まっており、来年の予選会は突破のチャンスは大いにあると思うので、来年の予選会では、チームに貢献できるようにこの一年より真剣に競技に取り組んでいきたいと思います。

*貝川裕亮(環2) 64’36″ 226位(チーム内7位)
まずはたくさんの応援ありがとうございました!
個人の結果としては目標タイムを達成でき、今の自分の実力を100%出し切ることはできましたが、上位の選手はもっと速く、箱根出場校との実力差を痛感しました。来年本戦出場を決めるためには今以上の取り組みが求められると思います。チームのトップ層にもっとくらいついて、チームを引っ張っていける存在になれるようまた1年がんばります!

*前原裕磨(法2) 63’49″ 154位(チーム内3位)
現状出せる最大限の力は出し切りました。
今シーズンは上半期に調子が上がらず苦しい日々が続きましたが、予選会ではそれを全て晴らす走りができました。この結果に満足せずに、来年はチームとして箱根駅伝に出場できるように頑張ります。

*森田剛史(経2) 64’04″ 176位(チーム内4位)
自粛明けからの努力を結果に結びつけることができました。周囲の期待ほどの結果ではなかったかもしれませんがこれが今の僕の実力です。来年はもっと強くなってまた予選会の舞台に帰って来れるよう、1年間精一杯頑張ります。応援してくださった方々本当にありがとうございました。

10月24日に開催されました平成国際大学競技会で5000mで塾記録を更新した森田をはじめ、予選会以降の記録会でもPBを出す選手が続出しており、非常に強い勢いを日々感じることができています。この勢いを持続させ、来年こそは本選出場の切符をつかむことができるようまた1年間頑張って参ります。
今後ともご支援、ご声援を賜りますようお願い申し上げます。

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