夏合宿特集!~長距離三次編~

こんにちは。2年マネージャーの渡部です。

 

ここ数日は気温が下がってきて、ようやく過ごしやすい日々が続いていますね。選手たちも秋シーズンに向けての練習もいよいよ大詰めです。涼しくなってきた気候を生かして練習に励んでほしいです。

 

さて、全日本インカレでの主将はじめ多くの選手の活躍の2日後、長距離ブロックは3次合宿へ出発しました。開催地は熊本県水上村で、2月にも訪れた場所です。

9月11日~16日での開催になり、10月の箱根駅伝に向けて8月に行ってきた練習成果がどのくらい出ているかをチェックする意味合いでの合宿となりました。

ポイント練習は3回行い、それぞれ長い距離でのスタミナの確認や、インターバル走での実践的なスピードに慣れる目的で行い、夏合宿前の状態と比べて、かなり走れている選手が多くみられました。なかでも1年生たちの成長は目を見張るものがあり、高校では大学ほどの長い距離の練習はしていなかったため、この夏での走り込みでスタミナが急成長していました。若い戦力もこの夏で確実に力をつけ、予選会やそれ以降のシーズンの好記録にも期待ができます。

練習前の集合の様子

集団走の様子

左:杉浦(法1)、右:田島爽(法3)

左:鈴木(理1)、右:根岸(経4)

 

1年生の成長もすごいですが、2年生以上の上級生も負けていません。練習では上級生も積極的な走りを見せ、意地を見せていました。上級生たちは1年生に刺激を受け、チーム全体として練習の質も上がり、雰囲気も良くなっているように感じます。

練習以外の時間では、宿の温泉に入り疲れを取ったり、トレーナーさんに診てもらう、セルフケアやペアで行うストレッチで身体の状態を良くし、次の練習に備えている姿が多くみられました。長い期間の合宿でこの習慣が当たり前になりましたが、練習に向けて準備をするのはとても大切なことです。体の状態を万全に整えてから練習に臨むことで、より高い効果を得られます。夏休みが終わり授業が始まると忙しくなりますが、こうした合宿で染みついた良い習慣を継続していけたらよりチームとして成長できるのだろうと思います。

 

練習がない午後には、地元の岩野小学校にお邪魔し、陸上教室を開催しました。保科コーチが指導を行い、選手たちは小学生とともに走ったり、アドバイスをしていました。最後には小学生とのリレー対決も行われ、長距離ランナーがバトンを繋ぐというあまりない光景がそこにはありました。小学生と触れ合う機会はあまりないため、その笑顔や無邪気さに触れて、選手たちにも笑顔が見られました。

小学生相手に全力で走る小野(総1)とバトンを繋ぐ印藤(経1)

小学生と並んで走る10歳以上年が離れている佐伯(環4)

ハンデとして大回りで走った寺本(商4)と自ら走る保科コーチ(この数秒後肉離れを起こし負傷)

 

今回の合宿も2月の際と同じく市房庵なるおさんにお世話になりました。なるおさんでは、選手のために考えられた栄養バランスの良い食事を提供してくださり、またきれいで広い温泉もいつでも入れるようになっており、まさに選手のために最適な環境を今回も提供してくださりました。本当にありがとうございました。

 

いかがだったでしょうか。今回は比較的短い期間での合宿だった分、集中して練習に取り組めたのではないかと思うます。これにて長距離の夏合宿の全日程が終了しましたが、長く過酷な合宿でした。肉体的にも精神的にもつらく、けがをした選手も少なくありません。しかし、練習によって走力は確実につき、また選手にとってはこの合宿を経験したことが自信になっているはずです。週末の日本体育大学長距離競技会に多くの選手が出場する予定ですが、ぜひ合宿での走り込みの成果を発揮してほしいです。

また、その翌日には早慶戦も控えています。長距離種目はないので、長距離ブロックからは出場選手はいませんが、部の勝利のために今回は応援に徹したいと思います。勝利を飾り部の雰囲気をさらに盛り上げたいですね。みなさんのご声援もお願いいたします!

 

今回は以上となります。最後までご覧いただきありがとうございました。

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