4年生特集⑥

こんにちは。

3年マネージャーの冨田です!

全カレの時とはうってかわって過ごしやすい毎日が続いています。あいにくの天気が続きますが、選手は日々1週間後の早慶戦に向けた練習を積んでいます。

 

さて、本日は4年生特集の最終日(長距離ブロックとサポートは予選会前に特集)になります。4年生がどんな思いで競走部での4年間を過ごしてきたか、それがまとめられた言葉をご覧ください。

 

・池内雅貴(短短・総)

↑左から「苦」を身体で表現する坂内(短短・理4)、池内、「楽」を身体で表現する鳴釜(短短・法4)

苦楽

「ベストが更新できない時期が長くてとても苦しいことが沢山あって全部投げ出したくなるような時期もあった。そんな中でも競走部の皆んなとこうして出会えて、嬉しいことや楽しいこともあったから頑張れた4年間だったし、かけがえのない4年間だったから!」

 

いつも黙々とハードルドリルをやったり、流しをやったりして自分の動きを確認していた池内さん。それでも昨年の平塚ナイター記録会で大学ベストを更新し、奇しくも今年の同じ記録会でついに5年ぶりのベストを更新しました。

その時の、ようやく自己ベストが出てほっとしたような池内さんの表情を覚えています。たくさんの人が池内さんの自己ベスト更新を喜んでおり、仲間がいることの素晴らしさを感じました。楽しさ嬉しさをわかち合える仲間の存在は、なかなか走れず苦しい時期でも心の支えとなったことでしょう。

試合で走るのも残りわずかだと思いますが、悔いのない走りができることをお祈りしています!

 

・小林児太朗(短長・理・短長ブロック長)

「競走部で憧れた2人の先輩の名前の頭文字です。1年の関カレの時、自分もその舞台に立ちたいと思わせてくれた先輩と一緒に練習する中で走りの技術や練習姿勢を示してくれた先輩です。今日の自分の軸になっています。」

 

2人の先輩というのは、塩原寿周さん(元短長・2017年卒)と塩津和輝さん(元短長・2018年卒)を指します。塩原さんの姿を見て奮起し、塩津さんとともに練習をしていく中で児太朗さんは、公式戦の常連として短長ブロックに欠かせない存在となりました。目標としていた関東インカレの舞台に立ち自己ベストを更新しました。

矢上キャンパスにほぼ毎日通いつめ勉強との両立で多忙な中、毎シーズン複数回自己ベストを更新。2人の先輩を尊敬と憧れの眼差しで見ていた児太朗さんのように、きっと今の児太朗さんの姿を見て刺激を受ける後輩も出てくることと思います。

早慶戦で有終の美を飾った後は一旦矢上キャンパスへ閉じ込められ、院へ進学しまた戻ってきて競技を続けられるとのことなので競技場にてお会いできるのを楽しみにしています!

 

↑左から小林、近くにいた向吉(短短・理1)、千葉

 

・千葉亮(短長・環)

「忙しい中一緒に練習して頂いてました。憧れの走りをする方です。入部時に意気軒昂と努力する事を誓いましたので、残された時間で少しでも恩返しできるよう尽力します。」

 

この憧れの走りをする方というのは、茅田昂さん(元短長・2017年卒・第97代目副将)。千葉さんはよく「茅田昂になりたい」と口にして、自分の走りをビデオで見ながら研究している様子をお見かけします。意気軒昂とは「元気や勢力が盛んなさまで威勢の良い様子」という意味ですが、その言葉の通り、千葉さんは児太朗さんと切磋琢磨しながら自己ベストを出し続け周囲に勢いをもたらしたことを覚えています。

千葉さんは留学に行っていた関係でもう1年間部に在籍するので、陸上競技に対する熱心な姿勢と持ち前の面白さで引き続き「意気軒昂」と短長ブロックを牽引していってほしいです!

 

・永田駿斗(短短・総・主将)

支えてくださった方々とお父さんお母さんにありがとう

「ずっと応援してくれていた人たちと、長崎からいつも応援に来てくれたお父さんお母さんにありがとう!!!」

 

思えば駿斗さんはいつも感謝の気持ちを忘れずに競技に取り組んでいました。

毎回公式戦後の集合にてかけてくださった「朝早くから選手、応援、サポートしてくれた皆、本当にありがとう」という言葉。春頃の集合で話してくださった、「一日の終わりに練習で使った筋肉をねぎらい、感謝の気持ちを持ちながらセルフケアをする」という言葉。そして全日本インカレの男子100mの優勝インタビューの時の「こんな僕についてきてくれてありがとう。応援に来てくれたお父さんお母さんありがとう」という言葉。常に感謝の言葉を口に出す、この駿斗さんの人柄こそが皆が慕いたくなる理由であり、真摯に練習に取り組むことができた秘訣なのかもしれません。

昨秋から口にしていた「全日本インカレでの優勝」を見事果たした駿斗さん。早慶戦でどれほどの力を見せつけてくれるのか楽しみです!

 

いかがでしたでしょうか。

部員の数が多い分、個人個人思っていることが違うためかなり興味深い特集となったことと思います。現役部員も、競走部での一日一日を大切にして悔いの無い日々を過ごしていきたいと強く感じました。

さて、明後日からはいよいよ第101代で臨む最後の早慶戦へ向けて、出場選手への応援メッセージを掲載いたします。熱のこもったメッセージの数々をお楽しみに!

 

それでは失礼いたします。

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