関カレ前日!出場選手インタビュー(リレー種目)

こんにちは
3年マネージャーの村上です。

2017年5月24日――ぼくたちはいま、懐かしいような、待ち遠しいような、そんな胸をくすぐられる思いと共に明日からの戦いを見つめています。
早くも1年経ってまたあの日産のグラウンドに降り立つのかという感慨、押さえつけられない滾る力を早く解放させたいという自信。選手は無数に去来する様々な感情を噛みしめつつ、始まろうとしている舞台とすでに対峙しているのかもしれません。

関東インカレが明日から開幕します。身一つの気迫と気迫のぶつかり合いが4日間に亘って繰り広げられます。
関東インカレは特別な大会だ――出場選手の多くが口をそろえる感想です。
反り立つスタンドから耳にこだまする大声援が、楕円にくり抜かれた空からの容赦ない陽光が、大学の威信を背に受け負った責任と期待がこの4日間を特別たらしめるのでしょうか。

昨年の関東インカレが終わった際に、「来年の関カレへのカウントダウンは始まっている」との監督の言葉がありました。
もうすぐそのカウントダウンは終わってしまいます。
そのカウントダウン、1年という歳月が降り積もっていく中で選手もまた、着実に練習を重ねてきました。
フィニッシュして数十分動けずに苦痛に耐えた練習がありました。スタート地点に戻るウォークで何度もよろけ、がくりと膝が折れてしまうこともありました。そんなとき、北京五輪メダリストの塚原選手はよく言ったそうです。俺ら歩けなくても、走れますから――。
部全体に関わるマネージャーとして、各ブロック各種目それぞれの苦しみ悩みを見てきたつもりです。
なるほど分かった、突き抜けた、ここがだめだったのかと気付き、喜んだ翌日にはまた次の課題や悩みが山積しているような、そんな競技にずっと寄り添う選手たちを誇りに思う日々を過ごしています。
もっと、もっと前に。
もっと、もっと速く。
少しでも、あと少しでも遠く。
やってくれ、がんばってくれ。
選手の高揚した息遣いにぼくたちマネージャーの感情も呼応する舞台です。
もっと、もっと前に行く。
もっと、もっと跳び上がる。
身の裂けるような毎日の積み重ねは、この感動につながっているのだと実感できる4日間になると信じています。

さて、連日各ブロックの選手インタビューをお届けしてきましたが、その最終回は4x100mR(4継)と4x400mR(マイル)の選手を特集したいと思います。
さっそく各リレーに出場する選手とそのインタビューのもようをお伝えします。

 

【4x100mR】
男子:内田(環4)、金子(商4)、小池(総4)、山田(薬4)、永田(総3)、大川(法2)、竹井(商2)
女子:清水(総4)、竹内(総4)、足立(文3)、鳴釜(法3)、今井(環2)、川村(総2)

【4x400mR】
男子:塩津(環4)、小林(理3)、千葉(環3)、前山(環3)、大谷(理2)
女子:清水、竹内、足立、カラザーズ(総3)、富田(商3)、木村(文2)

≪男女4x100mR≫
男女の4継からは内田永田竹内足立の4名に集まっていただきました!
〇集まっていただいてありがとうございます! 最初に、男女の4継の調子はどうですか?
竹内:ベリベリグーだね!
足立:!!!!!!……ベリベリグーって…笑
〇男子は、去年と比較してどうですか?
内田:地力は上がってると思うよ。去年の全カレは小池抜きで39秒台出て、今回はちゃんと小池がいるし。総合力としては上がってるはず!
竹内:男子何レーン?
永田:9です。
女子:イェーーイ!!笑
竹内:9かあ…2とか3の方が嬉しくない?
内田:いや、アウト(レーン)の方がいいよ。
永田:今回9レーンだから、(予選で)4走に渡るときは絶対トップだよ!
内田:大外だと、自分の走りをするだけだからね。他見えなくて。

〇男子にとって、去年の女子の全カレ準優勝は刺激になりましたか?
内田:複雑だったねえ。2着でフィニッシュした直後はすごく盛り上がったけどでもやっぱりちょっと経ってから悔しさはあった。
永田:僕は単純にうれしかったけどなあ。まあ今年は大丈夫だよ! 今年は絶対男子の方が順位高いから。
足立:お!!
竹内:いやいやいやいやいや…!

〇目標としては男子は…。
永田:優勝でしょ!
内田:優勝だね。
竹内:アベック優勝! 任せんしゃい!
〇(竹内)爽香さんは小池さんと得点競ってるんですよね?
竹内:わたし言ってないから! そんなこと!笑
一同:!!!!!!

〇一人ひとりの、スプリンターとしての自分の武器は?
永田:100だったらスタートから勢いよくいけるところ。リレーは後半までもつところ。普通なら後半落ちるところだけど、自分はそんなことはない! リレーになったらちゃんと走る。
〇(永田)駿斗、普段の練習で200とかの長い距離あんまりやってるイメージないけど、スタミナもつよね!
永田:意外とバリバリの100タイプじゃないんだよ、これが笑
〇足立は?
足立:モグラ殺しじゃだめ?笑(先日の短短インタビューを参照)
〇…だめかな笑
足立:何だろう…。
永田:ショットガンのように走っていけるところじゃない?
足立:!?
竹内:リレーで足立待ってると怖いよすごく!
足立:ショットガン…じゃあそれで!笑
〇爽香さんは?
足立:特急こだま号?
竹内:え…。何だろう、リレーだったら加速かな。躊躇しない加速。たぶん渡す方は怖いと思うんだよね。
〇(内田)貴一さんは何ですか?
内田:脱力かな。
一同:あ~、なるほど!
内田:それしかない。良い意味でのやる気のなさ。
竹内:良い意味でね。笑

〇男女それぞれの4継の見どころを教えてください!
永田:(予選は特に)アンカーに渡すときは絶対トップに立ってるからそこを見逃さないでほしい。
〇予選の組で、ここは注意っていうチームはないの?
永田:ないね。9レーンだし、突っ走るしかない! 小池さんだけじゃないってのを見せつけなきゃ。
〇おお! じゃあ女子も、爽香さんだけじゃないって!
足立:言えない~…。
竹内:女子は青学とかに比べたらやっぱり走力ないから、バトンだよね。バトンあんなに頑張ったもん!

〇駿斗、最後に一言!
永田:こうやって男女で4継の頂点目指せるのってずっと憧れてきたから…。
一同:おお!笑 いいね~!
永田:予選も決勝も女子男子の順だから、女子が優勝してスクリーンにでっかく映って、じゃあ俺らも!っていう展開がいいね。男女で切磋してお互い力にしていきたいなと。
竹内:良い締めだね!
永田:だから女子にすべて懸かってると!笑
足立:先の女子でプレッシャーを与える!笑
永田:そういう関係で頑張っていきます!
〇ありがとうございました!

 

≪男女4x400mR≫
マイルは千葉大谷カラザーズ木村の4名に話を聞きたいと思います!
〇時間のない中ありがとう! さっそく、男女マイル調子どう?
大谷:男子はすごくいいです!
〇おお!
千葉:みんないい感じだよね? 期待通りの仕上がりだと思うよ。何なら予想を上回るくらいの!
大谷:ぼくたち2人は調子いいですし、塩津さんも。前山さんはこの間(先週の土曜日)の300Hベストでしたよね? 0.7秒くらい。みんな上がり調子だと思います!
〇女子はどんな感じ?
カラザーズ:マイルというより、女子チームが一丸となってみんながそれぞれ関カレに向けて気持ちが入ってる感じだよね。調子が良い人もあまり良くない人もベストパフォーマンスができるように調整してます!
木村:女子の中では圭菜(カラザーズ)さんが一番調子がいいんじゃないかなって思います。
〇この間2種目でベストだったもんね!

〇大事な大会の前にやることだとか、ルーティーンみたいなのはある?
大谷:どんなに緊張しててもスマホゲームはしてますね。いつもの雰囲気を崩さないために。
〇え、どのくらい直前まで?笑
大谷:アップ場でもやってますね笑 アップ行き始めるまでやってます!
木村:私は時と場合によるんですけど、ラジオ体操やってます!
一同:!!!!!!
木村:ラジオ体操した大会は良いタイムが出るってジンクスがあったんですよ! 最近あんま効かないですけどね…笑 関カレのアップでもやろうと思ってます。ラジオ体操第一です!
カラザーズ:前日は麺類とか高炭水化物なものを! 2日前には温泉で疲れを取るのが多いかな。
〇千葉は?
千葉:パスタを食う! おばあちゃんが作ってくれたミートソース食べたりしてたなあ…。

〇じゃあ、ロングスプリンターとしての自分の武器は?
千葉:良く言えば、粘れること。
〇それ悪く言いようある?笑
千葉:後半強いわけではないって事かな笑
大谷:それは気合で何とか!!笑
千葉:タレまくることも無いんだよね。
〇なるほどね。大谷は?
大谷:ぼくは後半速いです!
〇おお!
大谷:絶対後半誰か1人は抜いてきます!
〇普段の練習で300とかやってるときそうだもんね!
木村:速くはないんですけど、私もそんなに後半落ちないところですかね!
カラザーズ:私もスピードはないけど後半の粘りなら自信ある!

〇男女のマイル、それぞれ見どころを教えて!
大谷:う~~~~ん笑
千葉:全部?笑
大谷:目標としては、先頭集団にずっとくっついてくっていうレース展開じゃないですか?
〇うちらが1年の頃とかよりマイルバトン練たくさんやってるなって気がするんだけど。
千葉:ああ確かにそうかも。その頃の先輩たちはもともとみんな熟練者だったからやる必要がなかったんだと思う。俺は高校でマイル1回も走ってないし、児太朗(小林)や塩津さんも強豪校の出身ではないから、バトン練はたくさんやらなきゃいけないよね。
大谷:バトンで前にスッといけたらいいですよね。バトン芸。
〇バトン芸! あると思うよ! 女子は?
カラザーズ:短短の選手、短長の選手どっちもいるのが女子のマイルチーム。それぞれの持ち味を発揮するので見ててください!
木村:やっぱり同じ組に早稲田さんがいるので、関カレにして早慶戦を繰り広げます!

〇ありがとう! 千葉、最後に一言!
千葉:茅田さん(第97代目副将、短長)がこの間卒業されて、関カレ1部のマイル決勝を経験した人たちがいま部内にいないから、これで今年自分たちが決勝行かないと本当に途切れることになっちゃう。今年は決勝行きます!
大谷:行きましょう!
〇目標タイムは!
千葉:正直決勝に行ければ何秒でもいいけど、やっぱそのためには3分08秒は切らなきゃね。
〇女子の目標タイムは?
木村:女子はそうですね…持ちタイムが3分46秒なので、それを上回れたらなと。
〇頑張ってください! 今日は本当にありがとう!

私事で恐縮ですが、高校時代の陸上部Tシャツの背面にはこう書かれていました。
「命の4継 魂のマイル」
まさに命を削って、魂をかけてバトンを繋いでいる選手たちです。
数あるTrack&Fieldの種目の中で4継、マイルだけが4人一組で臨みます。
走っているときは誰も触れられない、誰も併走できない。自分の使命を全うする瞬間は冷酷なまでに孤独なのかもしれません。
走っている身体がほどけ、はがれて、一陣の風に紛れていく。
あるいは、ただがむしゃらに莫大な熱量を帯び、地を蹴る脚が、荒く唸る呼気が血流を感じさせる。
そんな束の間の感覚がよぎるとき、走っているのはどのチームも平等に1人です。
それでも、繋がってきたバトンがあるから走れる。ひとつひとつの煌めく珠を紐で貫きとめるように、バトンが円環の内にいる4人のランナーを結び付けてくれる。
バトンがある方が断然速く走れるよとこれまで関わってきた多くのランナーが言っていました。
精神論に聞こえてしまうかもしれませんが、やっぱりそれでもバトンを握りしめるあの感覚は筆舌に尽くしがたいパワーを選手に与えているのだと感じます。
「冷静に燃えよう」
10年ほど前に大阪世界選手権、北京オリンピックで活躍した朝原宣治さん率いる4継のナショナルチームが掲げたスローガンです。
男女両リレーの選手には、身の内にひたひたと灯る青の炎を見つめながら、チームでの戦い、そして個人の走りを追求してほしいと思っています。

バトンは繋がっていきます。手から手へ。走者から走者へ。先輩から後輩へ。100年前の競走部からいまの我々へ。
北京オリンピック、リオデジャネイロオリンピック、あのときの熱狂と感激を孕んだバトンはいま日本中に繋がれ、陸上競技の発展に寄与しています。
テレビの前で吼えたあの感動を、日産スタジアムでも期待したいです。

前述の通り、明日から始まる関東インカレ。
いざ当日になってしまえば我々マネージャーは送り出すことしかできません。
ぼくたちには計り知れない戦いに向かう背中、個人競技でもリレーでも、スタジアムに立つのは1人なんだという覚悟を負った背中を静かに見送るだけです。
それでも、スタンドには声を嗄らしている部員がいます。祈っている仲間がいます。最高のパフォーマンスに突き動かされ思わず立ち上がって叫んでしまう同志がいます。
その好闘を期待して信じてくれている人がいるのを忘れないでください。

4継は1,2日目、マイルは3,4日目に行われます。
このブログを読んでいただいている皆さんも当日は是非スタジアムで直接、慶應の選手を声援で後押ししてくださればと思います。
また、競技速報や注目選手などの情報をお届けする関東インカレ特設サイトはこちらです。
http://kant17keio.wpblog.jp/

明日からの4日間、総勢180名の持てるすべてを発揮して日産スタジアムを揺るがせて参ります。
そして4日後に笑顔で「良かったね」と言えるよう懸命に戦う所存です。

連日更新されたマネージャーブログ、最後まで読み通していただいて本当にありがとうございました。
また、大会直前にもかかわらず楽しいインタビューを展開して下さったリレーの選手たちには感謝の気持ちでいっぱいです。
失礼致します。

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