関カレ6日前!出場選手インタビュー②(短短)

こんにちは!2年マネージャーの冨田です。引き続き短短ブロックの関カレ出場選手インタビューをお届けします。

次は竹内爽香足立梨紗川村知巳短短女子トークです!

それではインタビューを始めます!まず爽香さん、自己ベスト更新&日本グランプリ標準を突破するなど現在絶好調ですが、その要因はご自分では何だと考えていますか?

竹内:春先はあまり調子が良くなかったけど、ウエイトで使った筋肉をあまり使えてないっていうことを指摘されて、動きを変えてそれがハマってきたからかなって思います。

なるほど、良い方向に変えられたんですね!次に足立さんは、先月久々に200mに出場されましたが、それを経て新たに気付いたことなどありますか?

足立:距離が100mの2倍と長くなったことで、力むと後半進まなくなることがわかりました…(笑)力んでも100mだとゴリ押しでゴールできるけど、200mだと押し切れないところがあって、距離が半分になってもそれは変わらないかな

距離が違っても注意する点は同じなんですね。次にともみんは、春先から怪我等で大変そうだけどこの間久々に試合に出て、関カレに向けてどんな感覚が掴めた?

川村巳:日体大の直前の週の練習がとても調子が良くて…

足立:うん、めっちゃ良かったね。

川村巳:「今週の日体大、イケるかも?」って思ってたら意外とイケなくて…関カレに不安を残してしまったかな。その辺は練習で色々試しつつ、関カレでどれくらい走れるのかを見極めていきたいです。

練習の感覚と試合とだと変わってしまうのって難しそう…では次の質問です。走りの技術等、お互いの羨ましい点って何かありますか?

竹内:ともちんの足の長さ!

足立:うん(強く頷く)

川村巳:関係なくないですか!?笑

竹内:あだは、足を持ってくる速さ!足の切り返しがめっちゃ速い!よね?

清水:シザース(着地している足と着地していない足を素早く入れ替える動作のこと)のこと?

竹内:それ!

川村巳:爽香さんは…体幹がとても強い!

足立:そう、走っている時に全然ブレない。あとピッチが速すぎて最近足の軌道が見えません…!ともみんは、前から見ると走りがまっすぐでとてもきれい。高野さん(大樹・女子コーチ)が録った動画があって、「売れる!」っておっしゃってたよ。

川村巳:本当ですか?(笑)さっきあださんも言っていたけど、爽香さんはピッチが速くて羨ましいなって思ってます。あださんは推進力があってグイーンって進むのがすごい。

走り一つ見ても一人一人良い点が違うんですよね!では次に、関カレは部の中で最も重要な大会の一つですが、公式戦などの大きな大会で結果を出すためにいつも心がけていることや考えていることってありますか?

竹内:心臓がバクバクになるくらいまでイメージトレーニングをするから、実際にレーンに立つといつも通りになれる。

足立:私は緊張してる方が走れるから、緊張するように心がけてる。

川村巳:良くない試合だと、スタート地点に立った時に「あ、もうレースなんだ」っていう感覚になってるから、爽香さんが言った通りイメージトレーニングをして、試合に向けて気合いを入れる。

どの選手に聞いてもイメージトレーニングは大事だと聞きますね。次に、お互いにキャッチコピーをつけるとしたらどうしますか?

竹内:あだは…「殺すのは、モグラだけ」!

一同:爆笑

なんですか、それ!??(笑)

足立:それかっこ書きつけないと誤解が…(笑)坂合宿で不整地を走るんだけど、モグラの巣穴がたくさんあって、私が走る度に皆が「モグラ殺さないで!」って言ってきたの(笑)

竹内:ダンダンダンダン!って走るから(笑)

川村巳:あとは、「希望ヶ丘パート長」!(笑)

(今年度は希望ヶ丘高校から3名の新入生がいるため、合計6名の部員が希望ヶ丘高校出身者となり、競走部の最大勢力となっています)

川村巳:爽香さんは「特急こだま号」

足立:今回の関カレで、更に速いリニアモーターカーになりましょう!

竹内:ともみんは…「岩手のともちん」?

川村巳:普通!(笑)

足立:爽香さんの目標は全種目優勝ですよね?

竹内:まず、関西インカレの結果に驚かされたから、今度は関東がびっくりさせ返したい!

足立:凄かったですよね!

関東に先立って他の地区のインカレが行われていましたもんね。では関東インカレで他大のライバルとか、意識している選手はいらっしゃいますか?

竹内:ライバルはたくさんいるけど、今年の調子とかはあえて見ないようにしてる

足立:私も気にするとカチコチになっちゃうから、自ら詮索はしない…情報が入ってきたら見るけど

川村巳:関カレでのライバルっていうわけではないんだけど、意識している選手は横浜国立大の杉山菫。高校の時からいつも僅差で私が勝ってるから気になるかな。

関カレで「ココを見て!」っていうポイントはありますか?

一同:スタート地点にご注目ください…!

足立:ともみんはスタートの師匠だと思ってるので、関カレでもピカイチのスタートを見せてくれると思います…!

竹内:皆スタート苦手すぎ(笑)

足立:実は爽香さんはいつも試合前、震えが「アウアウアウアウ」って口に出てるから、関カレでもきっとそれが聞けると信じてます!(笑)

それがいつも通り聞けたら、爽香さんのいつも通りの走りが出来るっていうことですもんね!それでは最後に、3人とも関カレへの出場は2回目以上ということで、前回の悔しさとかもあると思いますが、それを踏まえて意気込みをどうぞ!

竹内:1年生の時は決勝に行けると思って行けなかった。3年生の時は100m4位、200m9位っていう一番嫌な順位を獲ったから、最後の今年はすっきりした順位をとって帰ってきます!!!

足立:愛してやまない(笑)爽香さんが最後の関カレなので、一緒に走れる舞台を誠心誠意頑張ります!!!

川村巳:心の底から愛してる(笑)爽香さんと…

竹内:重い!(笑)

川村巳:リレーで私が走ったら、爽香さんの最後の関カレに華を沿えます!!!

竹内:良い後輩!!!

お三方ありがとうございました!

 

最後は主将小池祐貴山田穂高のインタビューをお届けします!(短短の中のハードル種目に出場する選手と院生のインタビューはまた次週更新になります。)

最近の調子はどうですか?

小池:良好です

山田穂:悪くはないです

穂高さんは一時期体調を崩されていたりもしましたが…?

山田穂:あーむしろ体調を崩す前より良いくらい!

小池:顔色悪いけど?

山田穂:それはちょっと疲れてるだけ

お疲れ様です…穂高さんは春先自己ベストを出して標準を切ってくるなど絶好調ですが、その要因はご自分では何だと思いますか?

山田穂:意識したことは、脱力かな。無意味に力を入れずに深部にだけ力を入れる感じで。あとはソウル(笑)ソウルフルな走りを心がけた(笑)

気持ちが大事ですよね!小池さんは今月静岡国際の200mに出場されていますが、関カレに向けて静岡国際はどういう位置づけで、どんなイメージで走ったとかありますか?

小池:静岡国際は桐生(祥秀・東洋大)が走るって聞いたから、ガッツリ勝負する走りをしてどれくらい差が開いてるのか見るつもりだった。だけど決勝走らなかったから、当初の予定とは少し違う走りにチャレンジして前半突っ込んで…って走った。関カレは予選の感覚で走れれば良いと思うから、関カレに向けての練習だったとみたらだいぶ良かったんじゃないかな

なるほど。次に、お二人とも同じ短短ブロックとして4年間一緒にやってきたと思いますが、お互いをどんな選手として見ていますか?

山田穂:絶対的なエース!バトンを渡したら絶対抜いてくれる

小池:穂高は…よくわからない…真面目に練習してるのかもわからないし…

山田穂:いやいやちゃんとやってるから、真面目に練習してますから(笑)

小池:評価としては、出そうとしている試合にはきちんと合わせてるなぁっていうところがある。永田とか小倉の方が速いタイムは出していてその点で見たら彼らの方がレベルは高いかもしれないけど、試合に合わせられる力で見て今回もリレーは穂高かなぁって思ってる。普段の性格は謎なところがあるんだけど…

山田穂:でしょうね、否定はしない(笑)

たしかに穂高さんは薬学部でお忙しそうでどうやって練習時間を作り出しているのか…

山田穂:いや、そう言うけど!授業数が少ないとは言わないけど、高校の時は皆4時くらいまで勉強してそれから部活やってたでしょ?俺はそれを継続してるだけ

小池:やってた。そんな時代が僕にもありました

そんな穂高さんはリレーにはよく出場されているイメージありますが…

山田穂:個人は初めてだね

そうですか!今はどんな気持ちですか?

山田穂:でも今回は200mよりリレーに集中してるから…リレーが上手くいけば200mも上手く走れると思うし。リレー最優先で。4年生だしね

200m予選は3日目で、リレーは1、2日目ですもんね。一方で小池さんは4年連続で出場されてる関東インカレという大会ですが、自分にとってどういう大会でしたか?

小池:言ってしまえば、仕事

山田穂:たしかに小池の仕事をしてる感はすごかった。黙々と点をとってくる感

小池:組織に所属している以上部としての目標は関東インカレになるから、結果を出さないといけないっていう感覚があった。3、4年になったら自発的に「点数をとらないといけない」っていう気持ちになったかな。チームとして向かっていくわかりやすい、平等な目標になるのが関東インカレだと思う。リレーにしても、皆の気持ちが乗るのに丁度良い試合だなって。

では今現在の短短の雰囲気はリレーに向けて集中、という感じでしょうか

小池:そうだね、でも永田は100mに向けて決勝残りたい気持ちが大きいみたいで、まぁそれは彼がリレーはいけるって思ってるからというのはあると思うけど。去年あたりからリレーに向けての思いは強くなってきたかな。バトンの技術を磨いたり、何が最高の状態かっていうのが曖昧だった部分を、3、4年生になって改善するようにしてきた。

山田穂:前までの先輩も、4年生になるとうんぬんみたいなことを言っていたけど、いざ自分がなってみるとあぁ、たしかに、ってなる。義務感じゃないけど、なんていうか形容しがたいなんともいえない意識が芽生えてくる

小池:たしかに。まぁなるよね。個人種目よりもチームのためのリレーは大事っていう気持ちもあるかな

山田穂:小池はわからないけど、少なくとも俺はそうだよ。だって小池は200mで学生ランク1位で優勝候補筆頭だし…

小池:200mは狙ってるけど、100mよりはリレーかなって。すごく努力した結果の2位も、軽い気持ちで臨む2位も点数としては一緒なわけで。それならリレー終わった後に身体を休めて200mに臨めるようにして、それまでは決勝に力を残しておくために100mの予選をどう走るかを考えたい。2日目にリレー含めて100mが3本あるっていう意識で

なるほど、新たな考えを聞けた気がします。では自分の走りで見てほしいところとかってありますか?

山田穂:自分は岩見さんとか塩ちゃんとか和田さんに憧れて走ってたから、やっぱりそういう風に「俺もこの選手と一緒のチームで走りたい」って思う後輩が増えてくるような走りをしたいかな

小池:安心して見ておいてください

山田穂:小池とたけっち(竹内)のアベック優勝が見られるかもしれないからなー

小池:今竹内と点数勝負してる。100mと200mだけじゃなくてリレーも点数に絡ませたい

山田穂:たしかに!3種目で勝負できる

小池:二人とも最低限3種目で点をとってくるっていう目標。実質男子短距離と女子短距離どっちが多く点とるかって話にもなってくるし。学生時代に1回くらい桐生に勝ちたいけど…

(高校時代桐生選手が10秒01を出した時の小池さんの話になりましたが尺の都合上割愛…)

山田穂:インタビューは脱線してなんぼでしょ。山田的注目選手は永田駿斗!春先から勢いづいてて「今年は調子いいっす」って言ってるし、大瀬戸さん(一馬・法大OB、現安川電機)からコンディショニングからの気持ちの作り方を教わったみたいで。あとは吉田直人への応援メッセージ。10秒台期待してます!麻雀同盟でタイム出してないの直人さんだけなんで。和田佑太?400mH頑張って!でいいよ(笑)

最後に意気込みなどをご自由にどうぞ!

小池:関カレ終わった後に全体として「あぁ、良かったね」って言えるような大会になったら良いかな

山田穂:皆で笑って飲み会行きたいよね(笑)

笑顔で終われる関カレになることを願って!お二人ともありがとうございました!

左から足立、竹内、山田穂、小池

 

特に2番目のインタビューでは2人とも最上級生ということもあって、個人の結果にこだわらずチーム全体の結果を考えているということがよくわかりました。短短は出場者が一番多いブロックになっており、関カレ中も流れを作ってくれるはずです。皆様のご声援が力になります!ぜひ会場の日産スタジアムに足を運び、選手達の勇姿をご覧になってください!

明日は短長ブロックのインタビューです。お楽しみに!

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