菅平長距離1次合宿6~10日目

こんにちは!(。・ω・)ノ゙
2年マネージャーの村上です。
連日、妙高合宿の様子が伝えられていますがこちら菅平長距離合宿も無事10日間という長い行程を終えることができました

今年の菅平での練習はクロカン中心。標高1600mという環境が織りなす爽やかで清々しい空気をたっぷりと吸い込み、連日の酷暑が伝えられている関東平野部では実現できないような練習を日々積めたように思います。
山の気候は実に様々な表情を垣間見せてくれます。雲が見当たらないような快晴の中涼やかな風をまとってjogができた日。濃霧で数十メートル先が見晴かせず、寒ささえ覚えながらもペース維持に努めながら走った日もありました。

深い霧に包まれる峰の原クロカンコース
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朝練の際にぼくも木陰コースなどでjog、walkをし、峰の原の自然を肌で感じることができました。その日の気温、陽の差し方、風の有無などで山が見せる様相はこうも変化するのだと毎朝新たな発見に満ちていて非常に有意義な時間だったと思います。

6日目(8/11)
この合宿の大きな山場の一つ、18km変化走を行いました。
1周2kmのクロカンコースを8回もペースに緩急をつけ9周します。
ラスト2kmのペースは走りだしのそれよりもキロ当たり40秒も早く設定されており、過酷なものとなりました。また、このクロカンコースは最高点と最低点の高低差が40mあり、特にこの合宿初参加の1年生にはペース調整がやや難しかったようです

Aチームの様子
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Bチームの様子
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Cチームの様子
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7日目(8/12)
7日目は朝練後は終日オフとなり、各自アクティブなスポーツを楽しんだり、麓の上田市内にある温泉施設に足を運んだりと思い思いの充実した時間を過ごしました
ぼくは午前に慶野(経2)、寺本(商2)、永野(文2)とともに根子岳へとアタックをかけてきました…!
この根子岳、菅平高原を見下ろす標高2207mの山岳で、四季折々の植物を楽しむことができるのだそう。
最初の登山口はせせらぎがささやかに走り、深い緑に囲まれた比較的なだらかな道程でした。
しかし視界は開け、根子岳が抱く牧場を望む道に入ると現れたのは、それまでの優しい山の表情を一転させた非常に急峻な岩場道!
足首が痛み出し、腿にも力が入らなくなったところで無念のリタイアをしてしまいました…
前6日間多くの場数を踏んできた他の3人は難なく登頂を果たし、改めて長距離選手の心肺機能の高さ、足腰の強靭さを実感したオフ日となりました。

まだ緩やかだった登山口…
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根子岳登頂(写真は永野提供)
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左から慶野、寺本

8日目(8/13)
明日のポイントに備え、A~Cチームに分かれての12km jogを行いました。
あくまで明日のための助走的練習ということで、12kmにとらわれず各々の体調に合わせて距離を変えてもよいということを統括の西谷さん(総4)はおっしゃっていました。

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また、連日宿舎隣接のテニスコートで午前練をさせていただいています。
3チームに分かれ、補強、ストレッチ、足首チューブをローテーションで行っています

午前練中、藤堂(経2、トレーナー)のケアを受ける今坂(法4)
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9日目(8/14)
2日目に続き、再び26km走というメニューでした。
チームによっては2時間以上走っているところもあり、またこの日は比較的気温が高く、「今日の練習が一番疲れた」といった声も聞かれました。

Aチームの様子
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Bチームと東島(商1、マネージャー)
東島はこの合宿のほとんどの計測を担当し、ウォッチの達人となりました!
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10日目(8/15)
この長かった合宿もいよいよ最終日となりました!
昼過ぎには菅平の地を発ってしまうため、この日のメイン練習は朝のクロカンで行いました。
8kmを早めのペース設定でチームに分かれて走り、この日のスタート前はこれまでにも増してタイムトライアルのような緊張感が漂っていました。
前9日分の疲労が溜まり無理にでも自分を奮い立たせようとしている選手、有終の美を飾ろうと淡々と備える選手など、その面持ちは様々でしたが、どの選手の背中からもこの10日間の持つ重みを感じることができました。

Bチームの様子
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早朝には薄曇りだった空も選手たちのフィニッシュの歓声に呼応するように晴れ上がり、清涼な風と柔らかな日差しに迎えられたこの合宿の幕引きとなりました。

昼の出発までの時間には、リオ五輪でマイケル・ジョンソンの伝説の記録が破られた男子400mに沸き、男子100mウサイン・ボルトの圧倒的な貫禄、そして我々の偉大な先輩である山縣さんの激闘に酔いしれました。
ちょうどこの合宿と時期を同じくして開幕したリオデジャネイロオリンピック。選手たちは自らの練習の合間にも、その世界トップレベルの戦いに刺激を受けていたようです。

以上、菅平合宿後半の様子を報告させていただきました。

長距離ブロックはこの後1週間のオフをはさみ、北海道紋別の地で再び合宿を行います。
8月はそのほとんどを合宿で費やすことになり、体力・精神ともにきつい局面です。
心身をすり減らし、しかし行動を共にする仲間の選手との高め合い・ぶつかり合いの中で生まれてくる個々の思い、これからへ繋がる身体機能の高まりといった言葉では語りつくせないものもまた存在しています。
ぼく自身、10日間という経験したことのないような期間の合宿を経て多くを得たように思います。
長距離ブロック全員が見つめる先にある予選会に向け、これからも選手・サポート結束を強め邁進してく思いです

そして、最初の2日間お世話になりましたふぁ~むロッジの方々、3日目から1週間もの長期間お世話をしていただいたペンションコンパス・あるぷの方々、本当にありがとうございました。
優しい対応と元気の出る豪華で美味しい食事に励まされました。
また来年以降もよろしくお願い致します。

1週間後から開始の紋別合宿でもブログを更新する予定です。是非ご覧ください!(・◇・)ゞ

それでは失礼致します。最後まで読んでいただきありがとうございました。
集合写真でお別れしたいと思います!
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