全日本インカレ2014 最終日当日特集

全日本インカレ最終日が終了いたしました。
熱戦の模様をお伝えします。

男子4×400mR 3’04”58の塾新記録で優勝!!!

壁谷‐山縣‐茅田‐小池のオーダーで挑んだ男子4×400mR。しんと静まり返った中、号砲と共にスタートしました。1走壁谷は周りにペースを乱されることなく落ち着きながら最後まで粘りの走りでバトンを渡すと、2走山縣はぐんぐんと加速し、100m地点ですでに他を置き去りにしつつも最後までペースを乱すことなくトップでバトンを渡します。3走茅田は序盤は前に出られるも残り100m地点でギアを上げ、周りを突き放しながら1位でバトンパスし、4継と共にアンカーを飾る小池は、他種目の疲れを感じさせず前半から積極的に飛ばします。200m通過あたりから2位早稲田に追い上げられ、ラスト50mで並ばれますが、足が動かなくなる中気迫あふれるフィニッシュを決め、胸一つ分早稲田に競り勝ち、3’04”58と2秒近く塾記録を更新するかなりの好タイムで見事優勝を飾りました。

表彰式の様子

下級生躍動!男子200m 男子800m 男子400mH

昨日予選が行われていた男子200mに出場した1年小池が準決勝も着実に通過し、20”91(‐0.1)で4位と健闘しました。スタートは良い反応を見せ、トップから少し離れてコーナーを抜け出すと、持ち前の後半に追い上げ前に食らいつきます。ラスト勝負にもつれ込み、表彰台も見える位置でしたが、僅差で4位という結果になりました。入部当初からその力を見せてきた小池。全カレはハードスケジュールでリレー優先といいながらも、個人でしっかり入賞する姿は本当に頼もしいものでした。

力強い走りを見せる小池

男子800mでは2年村上が1’52”07で5位入賞を果たしました。1週目から臆することなく前で走り、積極的に集団を引っ張ります。2週目に入ると集団が動き始めますが、経験を重ねてきた村上はしっかりと食らいついてうまく位置取りをし、ホームストレートでのラストスパートにも対応、強者ぞろいの中5位と健闘しました。昨年苦しみながらも全国の決勝で勝負をするところに戻ってきた村上。チームに対するこだわりがある彼は、これから中心になって強い慶應の中距離を見せていってくれるでしょう。

ラスト勝負に食らいつく村上

男子400mHでは、2年松本が、53”15で8位入賞しました。大学ベストで走った予選の勢いそのままに、スタートから積極的に飛び出します。巧みなハードリングと力強い走りで9台目のハードルまで表彰台が狙える位置につきます。惜しくも最後の10台目を目の前にしてインターバルとタイミングが合わず、足が止まってしまい、8位という結果となりました。しかし、全国に改めてその存在感を示したことは間違いありません。これからの松本に期待です。

巧みなハードリングを見せる松本

男子総合7位、トラック4位入賞!!

3日間の選手の大健闘により、男子100mで山縣が8点、男子200mで小池が5点、男子800mで村上が4点、男子400mHで松本が1点、男子4×100mRで4点、男子4×400mRで8点、男子三段跳で児島の5点を獲得し、合計35点で男子総合7位、三段跳を除いた合計30点で男子トラック部門4位に入賞をすることができました。思うような結果を出せず涙する部員もいましたが、それぞれが持てる力を発揮しようと全力で戦いに臨んだ結果として、このような素晴らしい形で締めくくることができました。多くの方に応援していただきながら、チームが一丸となったからこそです。
今年は関東インカレでは2部での戦いとなりましたが、この全日本インカレではそんな慶應の本来の強さを見せることができたのではないでしょうか。
1週間後には早慶戦の90周年記念大会が、日吉のグラウンドにて行われます。ここでの勝利をチーム目標とし、励んでまいりました。今一度気を引き締め、90年記念大会を勝利で飾れるよう、全力で戦ってまいります。引き続きご声援の程、よろしくお願い致します。
この度は沢山の応援、ありがとうございました。

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