東京六大学対校陸上競技大会事後特集

先日、上柚木陸上競技場において第47回東京六大学対校陸上競技大会が行われました。熱戦の模様をお伝えします。

フィールド陣活躍!走幅跳、走高跳、砲丸投優勝!

走幅跳では、小室(法・3)が、7m41cm(+2.4)で昨年に続き2連覇を果たしました。昨年のこの六大学での大ジャンプから1年、冬季練習を積んで一回り成長し、最近の練習でも好調さを見せていた小室は、危なげなくチームに8点を入れました。塾記録更新にも期待がかかっていた小室でしたが、3本目には調子が良すぎた故に足を負傷してしまうというアクシデントがあり、まだまだここから、というところで競技を終了してしまいました。しかし日本選手権への出場権も得ている小室は、ここでとどまることなく、力を発揮していってくれるでしょう。今後の活躍に期待です!

走高跳では、刈田(総・3)が2m06cmの自己ベストタイで初優勝を果たしました。優勝記録である2m06の高さでは、1本目、2本目ともに惜しいながらも失敗しており、追い込まれた中でしたが、持ち前の勝負強さを発揮し、余裕をもってきれいにバーを超え、この時点で刈田はトップに立ちました。続く跳躍はバーを塾記録に並ぶ2m11cmに一気に上げました。会場の注目が集まる中、クリアはならなかったものの、3本とも非常に惜しいものでした。まだシーズンが始まったばかりにも関わらず、自己記録やそれに近い記録を着実にクリアしている刈田。今シーズンは精鋭集う跳躍ブロックの中で存在感を強く示しめしていってくれることでしょう!

そして砲丸投でもキアラシ(環・4)が14m90cmの自己ベストタイで初優勝を成し遂げました。1投目から14m台前半の記録を出し1位を保っていましたが、最終6投目にしっかりと記録を伸ばし、危なげなく優勝を飾りました。また円盤投においても、38m83cmと自己ベストを更新し、3位入賞でチームに両種目合計14点を持ち帰りました。昨シーズンからメキメキと力を伸ばしてきたキアラシは、2種目とも下馬評を覆し、投擲ブロック長としてしっかり役目を果たしました。人一倍努力を重ね、練習熱心な彼ならば、大学生として迎えるこのラストシーズンで爆発してくれるに違いありません!

砲丸投で初優勝を果たしたキアラシ

期待のルーキー大活躍!

男子100mでは小池(総・1)が10”37の自己ベストで優勝を果たしました。予選を自己ベストタイの10”38で危なげなく通過し、決勝に臨みました。決勝では、スタート後3番手であったものの、その後力強い走りで猛追し、ラスト付近で追い抜きゴールしました。本人にとって初めての公式戦となる中、日本のトップレベルの選手との競り合いにも勝ち強さを見せつけました。そして小池は、この活躍が認められ、本大会MVPにも選出されました。本人も六大学対抗戦という舞台で勝利したことに対する嬉しさを滲ませ、更なる自己ベストの更新へ期待と自信をのぞかせていました。

男子110mHでは上野(環・1)が14”35で4位入賞を果たしました。強い追い風の中行われた110mH決勝、上野は追い風参考記録ではあるものの自己ベストの14”33に近い14”35の記録を出し、4着でゴールしました。本人はレースでは隣のレーンを走る早稲田の野本選手とついた差を縮めることができず、負けてしまったことを悔しがっていました。しかし、大学初レース・初公式戦という緊張感の中でしっかり勝負し、得点をとってくるという責任を果たしました!

初の公式戦で優勝を飾ったルーキー小池

今後に期待 4×400mR、やり投

4×400mRでは、惜しくも優勝とは成らなかったものの、早稲田大学に続く2位と健闘しました。まず1走壁谷(総・4)が抜群の飛び出しを見せ、ほぼトップでバトンを渡すと、続く塩原(理・4)は自分の走りを全うし、1位早稲田、2位明治を射程圏内にとらえて3位でバトンを渡します。3走の室伏(理・3)は、他チームの前半の飛び出しに冷静に対応し、第4コーナー出口で2位明治をかわします。早稲田に続いてバトンを受け取ったアンカー茅田(理・4)は、対校400mの疲れを見せない走りでトップに食らいつこうとしますが、追い上げならず3’12”26の2位でゴールしました。下馬評では早稲田、法政に続く3位の予想だった慶應のマイル。なかなかベストメンバーがそろわず、優勝には届かなかったものの、確かな手ごたえを残しました。

またやり投では、海老原(総・3)が、短助走ながらも63m03cmで2位と健闘しました。1本目に56mからスタートし、1投ごとに自分の投げと向き合い修正しながら、4投目には61mを超える投擲を見せます。最終6投目決勝記録となる63m03cmを投げ、下馬評5位を覆して2位につけました。長い間、怪我に苦しんでいた海老原。助走距離を伸ばし、持ち前の助走スピードが加われば、更にきれいな放物線を描いてやりを投げてくれることでしょう。これからの競走部を引っ張っていく存在へとなるであろう海老原の、完全復活にご期待ください!

バトンを渡す3走室伏と、アンカー茅田

結果は1位法政139点、2位早稲田128点に続き、3位慶應116点と、例年と変わらない順位で非常に悔しい結果となってしまいましたが、この結果を受け止め、関東インカレ一部昇格、そして早慶戦勝利へ向けて、より一層強い思いを持って練習に励んで参りたいと思います。
遠い中お越し下さった皆様、応援ありがとうございました。今年度もどうぞよろしくお願い致します。

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