4年間のコトバ  大西生吹(法4)

大西生吹(法4)     短長パート

oo

ちなみに上の写真の白いのと黒いのに囲まれた真ん中が大西です笑
いつから陸上をやってるんですか?きっかけは?

中学校(慶応普通部)からです。だから今年で10年目!
陸上を始めたのは、、、、小学校の時に走るのが好きで、よくクラスのリレーの選手になったりもしてて、その延長で普通部に入った時に陸上競技部に入りました。

最初から400m?
最初は100mで、でも普通部の陸上部の人数は少ないから冬になると駅伝も走らされた笑
100mから駅伝(8~10km)までオールラウンドでやってた。
でも、顧問の先生に短から長までやってるのを見て「400の素質があるんじゃない?」って言われて高校から専門的にやろうかなと思った。
高校入った時は100mやったけど、2年生の夏から400mにして、そっからはずっと。

最初から体育会志望??
いや、それはすっごく迷って。もともと留学もしたいと思ってたし、実力的にも少し足りないかなと思ったし。
同好会の見学にも実は行ってた。でも高3の春合宿に平野とか本橋の塾高組に相談に乗ってもらって、そういう人の意見も踏まえて決めたかな。
あとは同好会の見学に行った時に、最初の練習から先輩を追い抜いて1位でゴールしちゃってこういう環境にいても強くなんないなと思った。

入部当初の目標は??
当初から、まあずっとだけど公式戦に出たかった。
Kマーク着たいって目標のために練習もしてきたし。
やっぱり陸上競技っていうのは結果がすべてだから、結果を出さないと評価してもらえないし、僕は目立った実績が残せなかったからそういう意味で目標は達成できなかったかもしれないけど、努力してきたっていうプロセスは大事なプロセスだったと思う。
結果だけの目標は達成することはできなかったけど、目標の為に10年間努力してきたプロセスがあるから、そこだけは胸をはっていたいっていうのが今の気持ち。

どんなに頑張ってもB標準が遠く感じてしまったり、公式戦に出られなかったり、そういう人がモチベーションを保つにはどうすれば良いですかね??
入部した当初は自己ベストをしっかり更新して、過去の自分より早く走るのはモチベーションになってた。
でも1年の夏に肉離れをして、その後伸び悩んでスランプになった時期は一番苦しかったし、モチベーションが維持できてたかは微妙だったど、でも日曜の夜も1人で練習をしていたし。目標を失わないっていうのは大きくて、今はスランプでも3年生4年生になった時になりたい自分はその時もあったから辞めずにやっていけたのかな。
あとは、あえて陸上ばっかりで頭一杯にならないようにした。
結構伸び悩んでる人って、気負って自分を追い込んでいるというか。
僕も伸び悩んでる時は精神的に本当にきつくて、練習前にトイレで吐くくらいの時もあったけど、でもそういうのって将来的に見た時に不幸だから、ちょっと肩の力を抜くことも大事ってことを学んだかな。
その時期は4年間で一番きつかったな。

ラストシーズンはどうでしたか??
ぶっちゃけ、今も結構苦しんでるけどね。それは10年目の最後のシーズンて言うのもあるし、最後のシーズンなのに記録が出てないっていうのもあるし。
1年の春にベストを出して、次に出たのが3年の冬だからね。
でも、やっぱり最後の集大成にするって思いが強くて。自分でも2年前とは精神状況が違うなと思ってる。そうとう自分を奮い立たせる部分が大きくなってると思う。

練習面で後輩にアドバイスできることは??
具体的なことは人それぞれだと思うけど。。。
でも練習メニューでいえば、短長の選手って量をこなすことで自己満足しちゃう人が多くて、乳酸出てえぐいっていうだけで今日練習やったって思う人が多くて。
でも実際そうじゃなくて、もっとこう要領よくやることが大切なんだなと思った。
これは自分ができなかった面でもあるんだけど、やっぱり振り返ってみると上手くできたんじゃないかなと思う部分が多いかな。
今シーズンもそうだけど、段階的に効率よくやろうとはしてたし、練習メニューを拡散させるとか頭使うようにしてやるようにはしてたけど、もう少し300何本走ることで頭一杯にならないようにするとか。そういうことができたらなと今は思ってるよ。

後輩へのメッセージを!
きっと陸上をずっとやってる人はわかると思うけど、必ずしも楽しいことばかりじゃなくて辛いことも多いと思うんだけど。
でもその辛い陸上人生の中で、何回か自分が輝ける、やってて良かったなと思える時があると思っていて。
その瞬間の為に頑張れると思うから、今怪我とか伸び悩みで悩んでいる人もいると思うけどあきらめずに前向きに行って欲しいっていうのと、今までの自分に自信をもって欲しいっていうことかな。

今の調子は??
今シーズンになって思うのは、高校生の時みたいに練習の疲労がすぐに抜ける体になったのを実感して。昨シーズンはそうでもないんだけど、今シーズンは本当に感じ始めて。
やっぱり自分の体にあう練習をしなきゃなっているのは少しづつ意識してやれるようになったから、今週末の早慶戦は集大成として頑張りたいと思う!!

じゃあ大西だからこそ、留学とか他にやりたいことと陸上の両立に悩んでる子にアドバイスを!
うーん。結構人それぞれの信念だからね。
自分に関して言うと、自分は1年生の時に語学のインテンシブを週8コマとってて集合欠が多かったんだけど。皆と同じ時間に練習するっていうのはかなり制約があるけど、

ライオンも遅い時間に練習してたよね

そう。だから練習時間的にちゃんと確保できるよう努力して。
ただ、、、まあ体育会にいる以上陸上競技に割く時間は皆必要だから、そこを犠牲にしようって考えは持たない方が良いと思う。
限られた時間だからそれをどう使って効率よくやろうかっていうのを考えていて、勉強だってすごい宿題出てたけど通学の電車の中で終わらすとかそういうことでなるべく練習時間は確保するようにする。
パリに留学行ってた時も、ちゃんと週に4日か5日は競技場で練習して
練習結果も廣瀬さんに報告してたし

ちゃんと行く前に調べてたもんね笑

だから両立するっていうと二者択一って考えちゃうけど、必ずしもそうじゃないと思う。。
上手く陸上もやれて、だから上手くリフレッシュできて勉強もできるっていう。
そういう相互作用的なものを産めると、たぶん強いんだと思う。

番外編ですが笑、どこの国の担当になりたいですか??
まだ希望は出してないんだよね。英語、フランス語圏を第一、第二志望にしてそれ以降は自由に選ぶんだ。
そうだね。もしフランス語になるんだったらアフリカに携わるだろうから、ナイジェリアとかセネガルとか。
やっぱりアフリカっていうのはまだ未開の地だから、アフリカの開発に日本の知見を利用して貢献していきたい。

おおー

もし英語になるんだったら、国際機関に携われる機会があるだろうから

そういうのも仕事なんだ!

そうそう。軍縮とか、環境問題とか。そういうところでも力を発揮していきたいと思います。

じゃあじゃあ、最後に!!懐かしの集合での「好きな聖書の言葉シリーズ」のベストワンをお願いします!(笑)
そうだねえ。うーん。
「ローマ信徒への手紙」っていう所なんだけどね、えっと
「苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を産みます。希望は私達を欺くことはありません。」ってやつかな。これが自分の中で一番。
でも、これは短長集合で一回話してるんだよね。
やっぱり、陸上人生で見てみても、苦しい時はあったけどその狂しい時を乗り越えるとそれだけ自分の自信とかスキルがアップして、将来的に見た時に自分の成長への希望と期待につながるっていう。
やっぱり自分が試合前すごい緊張した時に希望が持てるのは、今まで苦しみを乗り越えてきた自分がいるからだから。だからそういう意味、一番好きなセリフです。

ありがとうございました~!!
ライオン、アップが遅くなってしまいごめんなさい
勉強や留学、就活、ゼミなど部活外の時間は人一倍忙しかったはずなのに、競技場にその様子を持ち込んでいたところを見たことがありません。
こうした自分のやりたいこととの両立の話は、是非ぜひライオンに聞いて欲しい部分です!
早慶戦当日は自分のラストレースの結果を、まだ考えているようでした。
少し時間がたってその意味が見えてきたら色々思う部分も出てくると思いますが、とりあえずこれだけ頑張った自分にお疲れ様を言って欲しいと思います

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。