「ロンドン五輪を終えて」 山縣選手特集!!

2012年ロンドンオリンピックにて、我が競走部の山縣亮太選手が男子100m予選で10”07という塾新記録を更新しました。
続く準決勝ではブレーク選手とゲイ選手に挟まれながらも堂々としたレースをし、4×100mRでは1走を務め、外国の選手に引けを取らない力走を見せてくれました。
今回はオリンピックを経験した感想など、山縣選手にコメントをもらいました。

~レースについて~

・100m予選
予選前は大きな葛藤がありました。自分の理想とする走りは、丁寧な加速から後半にトップスピードを持っていくものです。しかし果たしてその走りが通用するのか、本当は前半からエンジン全開で行く走りの方がいいのではないかと迷っていました。しかし、色々な方から話を聞く中で、結果はどうであれ自分の走りを貫こうと決意してレースに臨みました。その結果として良い走りができ、世界のレースに通用する感触を得ることができました。

・100m準決勝
(ブレーク選手とゲイ選手に挟まれたレースでしたが、どのように感じましたか?)
特にレースにおいて影響はありませんでした。前に出られるのが怖いからがむしゃらにスタートをするのは違うと思いましたし、予選の走りを信じて自分の思い描くレースをすることを心がけました。準決勝のカギはいかに予選と同じ走りが出来るか、でした。結果的には最後硬くなってしまったため、そこはまだ自分の弱さであると感じています。

・4×100mR予選・決勝
個人の走りとしては、100mの準決勝と同じように、100mの予選と同じ走りをしようと心がけました。100m予選の走りが出来れば、良いレース展開にもっていけると信じていたからです。唯一の不安要素はカーブだったのですが、決勝では少し走りづらかった感触がありました。

~結果について~

・100m
(10”07という記録は塾新記録ですが、この記録についてどう思いますか?)
僕は記録を出そうと意識しても出ないので、特に記録を意識してはいません。自分の理想の走りができれば、自然と記録も出ると信じています。そのことは今回のオリンピックで確認できたと思います。

・4×100mR
とても悔しいですね。予選の走りができていればメダル圏内であったということもあり、後悔はないですが悔しかったです。予選で好感触の走りが出来たために、少しメダルを意識してしまったこともあり、結果ミスが生まれてしまったことが敗因であると思います。

~オリンピックを経験して~

100mにしても4×100mRにしても、この大舞台で舞い上がらず、どれだけ自分の思い描くレースを欲張らずに忠実に再現出来るかを自分のテーマにしていたのですが、その難しさを改めて実感しました。また100mにおいては自分の思い描く理想の走りが通用することを確かめることが出来たので、この経験は自分の走りへの自信になると思います。オリンピックは様々な形で関わる人々がいて、それぞれの人にしか分からないそれぞれのオリンピックがあります。自分が今回のロンドンオリンピックで、自分にしか感じ得なかったものを、これからの陸上に生かしていきたいと思います。支えてくれ、応援してくれた人たちに感謝し、また頑張っていこうと思います。

 

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