東京六大学陸上レポート

マネージャー4年の古澤隼人です。
今回は東京六大学陸上のレポートをしたいと思います。

慶應の総合得点はトラック48点(4位)、フィールド79点(優勝)、総合127点で3位でした。
それでは優勝した5種目の選手を紹介します!

100m
山縣 亮太(総・2)
予選 10”25(+1,0) 大会新記録
決勝 10”37(0,0)
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100m予選 スタートで飛び出す山縣(4レーン)

昨年、ジュニア日本記録をたたき出した山縣。
今回のレース前、非常に緊張していたようでしたが、しっかりと結果を出してくれました。一本目から本気でいくと話していた通り、予選ではスタートで抜け出すとそのまま後続を寄せ付けず、10”25の大会新記録をマークしました!決勝前はとても走れそうにないくらい疲れていましたが、無風で10”37という好記録を出し、トラックMVPも獲得しました。今年はロンドンオリンピックがあるということで本人は勝負の年と語っています!
これからも山縣にご注目ください!

4×100mR
本橋(経・4)‐谷口(経・3)‐岩見(理・2)‐山縣(総・2) 39”88 大会新記録
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2走谷口から3走岩見へ

昨年の39”32を出したメンバー3人が残り、優勝候補大本命として挑みました。
昨年の100mチャンピオンの本橋が飛び出すと、今季絶好調の谷口が直線で伸び、3走にわたる時点では隣を走る早稲田とほぼ同時でした。慣れない3走の練習に熱心に取り組んできた岩見がその成果を出し、コーナーで早稲田をとらえて、アンカーの山縣へとつなぎました。山縣は後続との差を広げて優勝。
タイムは大会新記録の39”88でした。今年の短短パートの目標である「4継全勝」にむけ、幸先の良いスタートとなりました!
次は勝負の関東インカレです。そこでも優勝を期待しましょう!!

走幅跳
長尾 勇佑(環・4) 7m25(+1,1)
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3年前、この大会で怪我をし、約2年間シーズンを棒に振ってしまいました。その因縁の大会で見事優勝を果たした長尾。入部以来ずっと苦しみ、弱音を吐いてしまう姿を見てきただけに、同期の長尾の優勝は僕にとって自分のことのようにうれしく感じました!ただ記録には全く満足していないようなので、関東インカレで満足いく大ジャンプを見せてくれると信じています!

三段跳
重村 有亮(環・3) 14m99(-0,5)
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1年の9月に関東新人で優勝して以来、けがで苦しんできた重村。
リハビリを積んで、最近では力強い跳躍が見られていたので、期待していました!
今大会にはしっかりと合わせてきたようで、「和泉とワンツーをとります!」と語ってくれていました。その言葉通り、後輩の和泉(法・2)が2位、重村が1位という最高の結果を残してくれました!和泉が14m90と関東インカレB標準を突破しただけに、重村、和泉のどちらかがA標準(15m15)を突破しないと2人出場することができません。2人とも調子がいいので、ダブルA標準突破を期待しましょう!!

砲丸投
秋本 壯樹(総・3) 15m88 慶應義塾新記録 日本選手権B標準突破
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見事、この種目で3連覇を果たしました!
またずっとねらっていた塾新、日本選手権標準切りも果たしてくれました!
明日行われる東京選手権の結果次第で、日本選手権出場が決まります!
ご声援をお願いします!!
そして、昨年は関東インカレで悔しい思いをしているので、ぜひその悔しさを一か月後の関東インカレで晴らしてほしいと思います!!

また、今大会には多くのOB、OGの方が応援にかけつけてくださいました。
この場を借りて御礼申し上げます。

今後も慶應競走部にご声援をお願い致します!

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