第6回関東インカレ特集 男子4×400mR(大野・茅田・古賀・廣瀬)

第6回は、58年ぶり同種目で2度目となる優勝を果たした男子4×400mR(大野・茅田・古賀・廣瀬)です。

有終の美 国立に響いた「若き血」

世界陸上代表にもなった廣瀬英行(総4 = 佐賀・佐賀北)を擁しながら昨年の関東インカレ優勝戦線に絡めなかった4×400mリレー。今年は400m47秒台のベストを持ちインターハイ、国体でも入賞した大型ルーキーが3人も入部したことに加え、2,3年生が冬季練習で大きく力をつけチーム短長は大きく成長し今年の関東インカレを迎えた。予選は春山真寛(総2 = 神奈川・桐蔭),茅田昂(理1 = 広島・修道),古賀友矩(総2 = 埼玉・春日部共栄)と堅実にバトンをつなぎ、最後はチームの大黒柱である廣瀬が圧倒的な力を見せつけ1位でゴール。タイムも全体で1番のタイムをたたき出し決勝にはずみをつけた。

[写真]58年ぶりの優勝を果たした男子4×400mRチーム 左から、大野・茅田・古賀・廣瀬 
決勝は走順を大野三津雄(環3 = 東京・駒場),茅田昂,古賀友矩,廣瀬英行に変更し各々緊張しつつも高い集中力を保ちレースに臨んだ。レース直前に大雨となり風も強くコンディションはお世辞にも良いとは言えない中、マイルメンバーは力走を見せる。1走大野は「風が強く難しいレースだった」といいながらも隣を走る東洋大学との距離をつめ次走者にバトンを託した。2走茅田はレース序盤、冷静にレースをうかがいながらラスト100mでスパート、順位を1つ上げバトンを渡す。3走古賀は「ラスト100mは体が動かなかった」と振り返りながらも最後まで意地をみせ全てを廣瀬に託した。4走廣瀬は圧巻の走りを見せる。第2コーナーで一気にギアを上げまず1校を抜き去る、さらに第3コーナーで一気に2校を抜き去り1位に浮上。その後もスピードが鈍る事はなく後続をつきはなして1位でゴール。みごと慶大競走部に昭和28年ぶりの優勝をもたらしたのである。レース後は応援席のあった第2コーナーに向かい、「若き血」を部員全員で大合唱、優勝の喜びを分かち合った。

動画のポイント

今年と昨年のマイルチームの大きな違いはチーム全体の底が上がり廣瀬頼みのチームではなくなった点である。1走大野、2走茅田、3走古賀、3名全員が強豪校と遜色なく走れたことがマイル優勝をひきよせたのだ。それぞれの走りに注目してほしい。そして今や世界を舞台に戦っている廣瀬の走りは特筆すべきである。各校のエースの集うアンカー区間で圧倒的なスピード、そして最後までスピードの落ちない体力、今後も世界を舞台に活躍するであろう廣瀬の走りにも注目してもらいたい。

今後の男女マイルリレーの活躍にご期待下さい。
次回、第7回は100m・4×100mRに引き続き、男子200mで3位入賞を果たし世界陸上B標準を突破した山縣を特集致します。

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